【たくましく美しく生きる術】Blog by Nina S.

人生、40歳からが本番 ~ パワフル&エレガント

一生筋トレ宣言

近所で、これからジムにいくであろう、おばあさんとすれ違った。

 

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さっと読んだら、なんてことない文章だけど...

気づいた?

 

「これからジムに行くであろう」...「おばあさん」...

 

そう。

彼女は、白髪で、顔にクッキリと入ったシワが目立つ、

パッと見で70代、という感じの方だった。

おばあさん、っていういい方は失礼かもしれないけど、

60歳はとっくの昔に越えている、という雰囲気だったので、敢えて使った。

 

しかし、背筋をしゃんと伸ばし、颯爽と闊歩するその姿は見事だった。

カッコいい現代風のトレーニングウェアに、スポーツバッグとスニーカーという装い。

タンクトップから出た二の腕には、筋肉がついていた。

 

筋肉と言うのは、正しく鍛えれば、年齢に関係なく必ず育つものだという。

ということで、始めるのは、40歳でも60歳でも全然遅くない。

やれば必ず結果が出る。それが、筋トレ。

 

思えば、この世の中、やれば必ず結果が出る、と保証されていることって余りない。

人生は平等、人生は不平等...意見は分かれると思うけれど、

私自身は、この世は大変不平等なものだと思うほうだ。

貧富の差が歴然としている国に住んでいることもあり、

出身地、育つ環境、周りの人等...自分のやる気や努力とは全く関係のない次元で、

既に生まれる前から人生における可能性が限られてしまっている人を毎日見ている。

「やる気があれば、努力すれば、何でもできる」とは、気楽に思わない。

 

話が脱線したので、筋トレの話に戻るけど...

 

私が筋トレにハマる理由の一つ。

それは、筋トレは、誰でもやれば必ず報われ、

フィジカルへもメンタルへも良い習慣を与えてくれる、

弱者・敗者やアラフォー以上の年代に希望を与えるものだからだ。

 

筋トレは、生まれもった性質や、人種のコンプレックスを取り除く。

私は日本人にしては長身で大柄だけど、

お尻だけは典型的東洋女性で、ペタンとしていた。

胴からヒップのラインがほぼ直線で、くびれ、全くなし。

しかも、肩幅が大きく筋肉質ときて、バランスが非常に悪いのが悩みだった。

でも、ヒップは筋肉なので、なんと筋トレでヒップアップが出来るのだ!

徐々に、ではあるが、筋トレをする今、夢だった女性らしいラインに近づきつつある。

 

スタイルをキープする20代・30代と言うのは全然珍しくないけれど、

それが40代となると、同世代の半部は脱落していく。

50代ともなれば、その殆どは一気に老けていき、4分の1も残らないだろう。

↑あくまでも、個人的見解です

 

ということは、

60代、70代で美しい筋肉がついた体を維持する、というのは、

もう存在するだけでもある意味「勝ち」(何の?笑)ではないだろうか。

 

冒頭の女性は、完全にこの勝ち組女性だった。

他の分野で特に快挙をあげることがなかろうと、

この体系を維持しているというだけで

「うわ、この人スゴイ」と思ってしまうから不思議だ。

いや、不思議でもなんでもないな。

ある程度歳がいってからの肉体維持は強い意志と良い習慣がモノをいうので、

大抵こういう肉体を維持できている人というのは、只者ではないことが多い。

きらりと光る生き方の秘訣を1つや2つ、持っているものなのだ。

ちょっと話してみて生き方を聞いて、参考にさせてもらいたくなる。

 

小学校でパッとしなかった子が、中学に入学と同時に髪型や自分のキャラを変えて再スタートする「中学デビュー」(高校や大学でのバージョンもアリ)みたいに、

今迄の人生でパッとしなかった人達が、

老後に「筋トレデビュー」する人が増えたら、きっとカッコいい。

 

そうやって、幾つになっても、どんな過去を過ごしてきたとしても、

「これからいくらでも良くなる」と前向きに考えられる人が

一人でも増えたらいいなあと心底思う。

その強い味方...それが、筋トレだと思う。

自分探し

「え?雨がこんなに降っているのに、ジム行くの?信じらんない!」

 

同僚の20代の女の子が、ランチタイムにいそいそと支度をする私を見て、目を丸くして驚く。

 

それにつられて、周りも私を見る。

 

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私は、余程のことがない限り、最低でも週3回はジムに行く。

雨なんて、なんてことない。恐らく台風でも行くだろう。

同僚の内では、「あの人はお昼はジム」というのは、もう暗黙の了解となっている。

 

皆、内心、どう思っているんだろう。

「意志が強いね!」「健康に気を付けていて、感心だね」が建前だけど、

本音の本音は、「アラフォーさん、体系維持に必至だね~」かな(笑)?

 そこまでしなくても、って笑われているかも。

 

でも、全然気にならない。

強がっているわけではなく、本当に気にならないのだ。

 

私は最近、「自分は、ジムに行って筋トレをするのが好きな人間なのだ」と確信を持った。

その時から、筋トレは、明確に私の人生の上での優先項目の一つとなった。

そうしたら、驚くほど、周りの反応や意見は気にならなくなった。

そして、圧倒的に、生きやすくなった。

もう資格取りとか料理の腕を上げるとか仕事で昇進するとか、そういうことはどうでもよくなり、やることとやらなくていいことがハッキリしたからだ。

 

自分が生きる上で何がしたいのかが良くわからなかった時、

つまり、俗にいう「自分探し」をしていた頃、

周りの人が持っているものや、やっていること、それらが常に気になった。

 

皆、私が持っていないものを持っているように見えて、

羨ましくて、内心嫉妬して、

影響されたり、真似したり、逆にわざと見ないようにしたり。

あれもこれも試して、努力してみて、いつも疲れていた。

いつも「これじゃない」「何か足りない」気が拭えなかった。

アラフォーになって、もう取り返しがつかないのでは?と絶望した。

 

人生でやりたいこと、というのは、壮大でないといけない気がした。

それこそ、世界平和とか、国際協力とか、社会貢献とか。

それらを、職業としてつきつめて、フォーマルな形で達成しなければいけないのでは、

と勝手に思っていた。

でなければ、結婚や出産等の、「人生の大イベント」が起きれば、その穴が埋まり、しっくりくるのではないかとも期待した。

でも、結婚しても同じだった。

子供が出来ても、同じだった。

 

 ハッキリ言って、筋トレだけでは具体的になにが「自分」なのか、まだよくわからない。

筋トレを通じた「人生でやりたいこと」が何なのかも、良くわからない。

でも、それでも確実に前進している感がある。

 

なぜ筋トレが好きなのかというと、それは、単純に運動が好きだからというのもあるけれど、やれば必ず自分の体系が理想に近づくのが楽しいし嬉しいからだ。

では、ボディメイクを通じて、本質的には何がしたいの?と言われると、答えに詰まる。

別にモデルやトレーナーを目指しているわけでもないし、自慢したいとかモテたいとかでもない。

強くてきれいな女性が好きで、それを自分なりに体現したい、が、正直な答えだろうか。

完全に自己満足の世界だ。

でも、それでいいんじゃない?と思うようになったのは、本当に最近のことだ。

前は、それに何となく気づいていても、恥ずかしくて自分自身で認められなかった。

 

自分探しなんて、自分に本当に正直に、自分の好きなことに素直になれば、

案外直ぐに見つかる気がする。

 

で、本当に好きな事を好きと認めて、堂々とやり始めると

周りは始めこそちょっとうるさくなるけど

そのうち、「あ、こいつ本気だ」と、一目置いてくれるようになる。

それが自分のキャラになる。

そして、それは、自分の好きなものであるので、自分でも違和感がなく、しっくりくる。

そう言われること、見られることが、しっくりくる。

自分、見つけた。

 

貴方は、何が好き?

 

 

 

 

 

 

年上の男性... 美のコーチ

「女性って、そういう色のネイル、良くするね。

でも、俺はさ、ベージュの...マットっていうの?

光らないタイプに惹かれるんだよね」

 

「それ、ネックレスかぶれ?

キスしようとした男が、引くよ」

 

「口をすぼめて拗ねる顔をするのは、やめな。

君は女でしょ?女の子じゃない」

 

「もう40?関係ないね。

あんなイイ女はいない。絶対ものにして見せる」

 

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上記は、それぞれ違う男性との、ふとした会話に出てきたフレーズだ。

上司、会社の講師、友達...

皆、その当時の私よりも、10~20歳以上年上。

4人とも、それぞれのビジネスで成功していた実力者。

 

女性の扱い方、というものに慣れた人生の経験者達は、

20代の小娘だった私に、兄心?親心?からか、色々とアドバイスしてくれたものだ。

それは決して口うるさいものではなく、下心もなく、ユーモアのセンスに優れていた。

 

こういう種の年上の男性というのは、究極の美のコーチだ。

今ならわかる。

 

対する自分は、「へー、そうなんだ」と思うだけで、

彼らのアドバイスの本質を理解する成熟さは、まだ持ち合わせていなかった。

 

派手な色のネイルをし続け、

ゴタゴタとジュエリーをつけ続け、

「かわいい」=「美」と勘違いし、

「若い」=キレイ、と思い続けていた。

 

その後、10年、20年の月日が流れ...

 

彼らのアドバイスが、

どんな女性向け雑誌やサイトの特集よりも

大人のイイ女になるために有効であったかが、しみじみ思う。

 

 

ところで、その当時、私には、ある年上の女友達もいた。

マチュア級の、スポーツ選手だった。

鍛え上げられた引き締まった体に、普段の装いはジーンズにタンクトップ。

ウェイブのかかった長い髪を自然におろし、化粧はなし。

サバサバしつつも、女らしさを感じさせる不思議な人だった。

そして、完璧に「自分のスタイル」というものを持っていた。

 

前述の最後のフレーズ、

「もう40?関係ないね。あんなイイ女はいない。絶対ものにして見せる」

と言ったのは、彼女と共通の男友達だ。

 

彼は、彼女に夢中だった。

昔から彼女に言い寄っているが、彼女からは「友達以上、恋人未満」と、軽くあしらわれていた。

 

その事を知っていた私は、ふとした会話の流れで、彼に「彼女、もう40歳になるみたいよ」と言ってみたのだ。

 

その時の彼の応答が、それ。

 

私は別に、彼のことが好きだったわけではない。

ただ、彼が、皺も一本もない若い自分には見向きもせず

アラフォーの彼女に首ったけだったので、

なんとなく面白くなかったのだ。

 

 

自分もアラフォーになってみて、ふと考える。

どうして彼が惹かれたのが、私でなく彼女だったのか。

 

答えは、いうまでもない。

完璧な不機嫌より、ご機嫌なそこそこOK

ママがフルタイム勤務をすると、とにかく時間が足りない。

お手伝いさんがいるとか、実母と同居とかの羨ましい人達を除いて…

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私は結構キレイ好きなので、

家が散らかってたり汚れてたりすると、掃除をせずにはいられない。

 

料理も、子供に栄養のあるものを食べさせようと思うと、

バランスのとれた2、3品を毎回作ることになる。

 

小学生の息子は毎日泥だらけになって帰ってくるから、洗濯をしないといけないし。

 

ベランダの植木も、水をあげないと枯れちゃう。

 

その他にも、買い物や支払いや手続きや…

「やることリスト」の項目は、エンドレスに続く。

 

数年前、これらの「ノルマ」をこなすのに精一杯で余裕がなくて、

いつもイライラしている自分がいた。

 

家のことや家族の世話で、結構な気力と体力を取られるので

その後出勤しても、昔のように、仕事に思いっきりハマることが出来ない。

 

逆に、仕事を終えて家に帰るとクタクタで、

一人で静かに過ごしたくて、

旦那や子供がうっとおしいと思う自分がいた。

 

自分も周りも、どんよりとしていたと思う。

誰もかれもが報われなかった。

 

でも、アラフォーになったある日、ふと力が抜けた。

転職して(給料は減ったけど)働き方がゆるくなり、下の子が小学校に入り、

少し時間が出来たことがキッカケかもしれないけれど、

勝手に自分に「忙しいし、優先度が低いから、ダメだ」と制していたことを、

許すようになったのだ。

 

それらは、こんなこと。

  • ジム通い
  • 高額でない、ちょっとした自分用の買い物(ジム用のシャツとか、ピアスとか)
  • ネット小説
  • 誕生日等を迎えた友達と、ランチやお茶
  • ママ友と、家飲み会
  • ブログ執筆
  • ネイル

 

かなーり、ささやかでしょ?

でも、こういうことが出来なくなるほど、

自分で自分を追いつめてしまっていたんだよね。

別に誰に言われたわけでもないのに、

くっそ真面目に…(笑)

 

死ぬ間際になって、

「仕事も家事もちゃんとやったけど、いつもイライラで被害者意識でいたなあ」

と思いたいのか、

それとも、

「仕事はそこそこ、家事も最小限だけど、とにかく毎日を大事に、楽しく生きたなあ」

と思いたいのか…

 

勿論、料理が好きな人、家事を生きがいにしている人、色々いると思うし、

どこが「譲れない」か、どれを「そこそこ」にするか、は人それぞれ。

その辺は自分で良く考えたうえで、

不機嫌やイライラを無くそうよ。

 

そんな大事に捉えなくても、

案外周りは、貴方にそんなに厳しくないし、

毎日家事を完璧にして欲しいなんて、期待していないと思う。

旦那さんや家族は、貴方のささやかな楽しみを悪く思わないと思う。

そんなことより、「機嫌が良くてキレイ」な

妻や母や同僚や近所の人、になるほうが、周りは絶対喜ぶよ。

 

完璧な不機嫌より、ご機嫌なそこそこOK...

お勧めです。

制服、食堂、時間割り

この国に来てから、色々な職を経験して来たけれど、

その中の一つが、日本のある大手メーカーの現地法人だった。

 

その会社は、町から孤立した地域に、大きな工場を抱えていた。

そこが、勤務場。

周りには何もない。

 

会社の送迎バスで、毎朝同じ時間に、工場のある地域まで皆で通勤。

事務職ではあるけれども工場に入らなくてはいけない職種だったため、

男も女も同じ制服着用。

毎日勤務前にラジオ体操をして、朝礼して、スケジュール確認。

 

食事時間は、同じ部署の同僚が皆で決められた時間に食堂へ行く。

同じ席に座って、食べる。

ちなみに、食事時間は、40分。

 

時間割が決まっていて、「皆で一緒に」色々な仕事をして、

帰りも、皆一緒に送迎バス。

 

...あれ?これって、デジャブ...

なんか懐かしい感覚。

どこかで同じような事、もう既にやったような...?

 

ああそうだ、日本の、学校だ...。

 

 

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始めこそ、制服(タダ)、食堂(タダ)、送迎バス(タダ)だし、

何もかも全て皆と同じで細かく決められているっていうのは楽だな、

と思っていたけれど、

このまま定年までこれが習慣となり、これで人生終えるのかと思ったら、

半端なくゾッとした。

 

外国に移住してまで、アラフォーにまでなって、

また中学生のような生活を送らなくてはいけないなんて!

 

勿論、これはあくまでも「私」という一人の女の話だ。

会社が悪いわけではない。

むしろ、工場勤務という業務上、制服着用は安全や識別の為に不可欠だし、

食堂も送迎バスも、金銭的には非常にありがたい。

そして、同僚はそれらにとても満足していた。

家族や友人・知人にも、そんな待遇があるなんて、と羨ましがられた。

それに、同社に勤務しているプロフェッショナルの方々は、

仕事内容が一番で、そんなくだらないことは二の次だろう。

 

ただ、私個人には、全然くだらないことではなかった。

これ以上ここにいると、

「キレイをあきらめないアラフォー女になる」

という自分の目指すものと反する生き方を強いられる、と、焦った。

 

.....

 

それからしばらく悩み、すったもんだの挙句、晴れて転職した。

悩んだのは、その日系企業は、給料がとても良かったからだ。

将来性もあった(日本人だからね)。

転職は、皆が反対した。

 

 

今いる会社は、完全に対照的だ。

 

都会の真ん中の、オシャレなガラス張りのビル内にある。

ランチタイムにはショッピングやジムに行ける。

好きな服を着て、好きなものを好きな時間に食べれる。

それらは時にお金がかかるし、いちいち考えなくてはいけない手間暇もついてくる。

でも、私は200%満足している。

いや、もっとかも。

人生、変わった。

 

人様からみれば、くだらないことかも。

給料も下がって、家計は大変だ。

 

でも、私はハッピーだ。

私の機嫌がよくなったので、旦那が喜んだ。

旦那が前よりリラックスしたので、子供も嬉しそうだ。

 

キレイにネイルをした手で、お気に入りの小物に囲まれて、

いい音楽を聴いて、仕事が出来る。

眠い朝でも、あのオフィスで、この服を着て、ジムに行って、とか考えると、

すっと起きれる。

 

日系企業に留まって、居心地さは割り切ってしまって、

とにかくお金を儲けて、

アフターファイブや週末は思いっきりオシャレとかする、

というオプションもあったはずだ。

そして、そのほうが将来性もあるし、賢い選択だったかもしれない。

 

でも、理屈ではなかった。

 

あの時、理屈ではない「これは嫌だ」の声を無視しないでよかった、と

心から思う。

遅咲きの子供

私は、精神年齢が普通一般より10歳ぐらい遅れているようだ。

 

大人になるとその辺の違いは余り意味がなくなるが、

子供時代は明確にその差が見えていたように思える。

 

例えば、大人びたクラスメートが恋愛ドラマを見始める10歳頃

私は、幼児番組(お母さんといっしょ、等)を好んで観ていた。

 

中学1年になっても、シルバニアファミリーで人形遊びをしていた。

 

進研ゼミの進路相談で、「希望の職業」の欄に、

「イルカの調教師になりたい」と書いた。

 

担当者の困惑した顔が目に浮かぶ...大学の水産学部への進学を推薦されたっけ(笑)

 

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幸い、幼い頃から本格的にスポーツをしていたし、

それなりに切り替えをして、現実世界にも対応出来ていたけれど、

まあとにかく夢見ることが多い、幼い子供・ティーンエイジャーだった。

 

そんな私には、高校3年になっても、ハッキリとした進路は見えていなかった。

(何しろ、外見17歳でも、精神年齢は7歳だからね 笑)

 

こんな思いで大学に行き、親に学費を払わせるのは悪い。

大学→企業就職、の図が将来形成には一番、というのは勿論正論。

でも、人生というのはもっと人間臭いぐちゃっとしたものであり、

そんな綺麗な計画通りにいくものではないだろう。

敷かれたレール以外にも、何かあるはずだ...

 

茫然とした思いの中で、そんなことを17歳の私は考えていた。

 

学校・親・私の三者面談で、「大学に行かない」と言う私に、担任は怒った。

そこでの、父親の言葉。

「先生、先生のご心配はわかりますけどね...

この子はね、遅咲きなんですよ。

いつか、この子なりの時間が来たら、何かやるだろうって、信じてますよ」

 

 

40代の今...  精神年齢30代の私は、お気楽でポジティブだ。

精神年齢が「遅れている」というより、「若い」と、褒めていただくときもある。

勿論、体や責任は40代のものなので、その辺りのバランスはキチンと考える。

でも、「もう40代だから...」と老けた考えが出てこないのは、

遅咲きの特権かもしれない。

カッコいい50代 (浜田麻里さん)

凄い50代シリーズ、第二弾。

 

この間は、私の中で永遠のNo.1、

姐さんことSHOW-YA寺田恵子さんについて語ったけれど

(後半、ファンレターというかラブレターのようになりましたが 笑)

 

第二弾は、寺田さんと同世代の、浜田麻里さん

 

検索で出てきたSummer Sonic (サマソニ)のライブの様子を見て、またもやビックリ

感動...

 

 

何ですか、この人は...!?!? 

 

昔より、断然綺麗になってる!

何ですか、この歌唱力は?

昔より、数倍レベルアップしている!

 

失礼ですが、こんなに歌、上手かったっけ?

 

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お歳は既に50ちょい過ぎ。

寺田さんと同じく、現役のロッカー。

 

寺田さんはいい感じに年を取られて、

貫禄と色気がパワーアップしてたけど(メチャ好みです...目標として)

浜田さんは逆に、若返ってる!

なにこの透明感!

 

私の独断と偏見で、失礼を承知で言いたい放題解説させていただくと、

浜田さんには、80年代のロッカー・ファッションが似合っていなかった。

可愛らしい顔立ちの浜田さんを、逆にケバく見せていたと思う。

今のヘアスタイル、カラー、そしてメイクは、洗練した印象を与え、

浜田さんの本来の美しさを引き立てている。

 

すごいなあ。

進化する50代...

こちらも「おばさん化」とは無縁。

そして、若くない今、逆に「カッコいいロッカー」の名が、しっくりする。

 

こちらも、並大抵の努力の結果じゃないだろう。

やることをやっている人だけが出す、余裕のオーラだ。

20代・30代では、逆立ちしても得られないもの。

40代でも難しい。

 

自分より若い人たちが優秀なのは、頼もしくて嬉しいことだけど、

自分より上の世代が、太刀打ちできない程に凄いと思える瞬間、本当に幸せだ。

人間、まだまだ良くなれる...変われる...進化できる、って勇気をもらえるし

幾つであろうが、自分が好きでやりたいことをやっていいんだ、って

本気になっていいんだ、って教えてもらえるから。

 

さて、寺田さんも浜田さんも、未だ独身でおられる。

逆に、私には、家庭と子供と日常生活、という義務がある。

出来ることなら、何もせずに一日中ジムに籠って筋トレしていたいけど(←私のパッション 笑)、そうもいかない。

 

家庭や子供やその他の義務。それは大切だし、こなさなくてはいけない。

でもね、それでも、40代は日常生活に埋もれてはいけない、と思ったよ。

家族がいるから自分勝手に生きることは勿論出来ないけれど、

家族のせいにしてやりたいことを諦めては、家族にも失礼だ。

 

さ、明日も頑張ろう。

 

すごい50代シリーズ、続きます。

(まだまだいるよ)