アラフォー国際結婚ワ―ママの「清く、強く、美しく!」

小手先テクには興味なし!筋トレと良い習慣の取り入れからなる 「清く、強く、美しい」 大人の女性化計画進行中~!

タバコ

「問題」と呼ぶには大袈裟な、でも心を煩わせるには十分な、嫌なことがあった。

何ともやりきれず、気に食わない。

途端に機嫌が悪くなる。

解決の為に、何かできるわけではない。

誰が悪いわけでもない。

 

例えると...誰かに惹かれて、勝手に「見込みあり」と思っていたのが、実は相手にとって自分は眼中にないみたい、ということが分かった、独り相撲の失恋後のような感覚だ。

 

なぜ自分には魅力がないのだろう。

なぜ相手は興味をもってくれないのだろう。

なぜ...?

いや、考えるだけムダだ。第一、どれもこれも、バカな質問だ。

仕方がない。

自分がこうなのも、相手がああなのも、状況がこうなのも、誰のせいでもない。

ただ、そうあるだけだ。

 

出来ることは、自分で自分の気分を変えるだけ...そういう時。

 

 

はあ~、とため息をつく。

何度も。

 

 

ふと、「タバコが吸いたいなあ」と思った。

勿論、思うだけ。

吸うことはない、と自分でわかってる。

 

大体、私は、誰に強制させれずとも、健康な食生活と、筋トレと、その他もろもろの良い習慣が好きな人間だ。

タバコもお酒も特に自分に禁ずることがなくとも、別に魅力を感じない。

 

でも、ため息だけでは、この心のもやもやを吐き出すには、足りないような気がしたのだ。

 

ああ、だから人はタバコを吸うんだろうなあ。

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私の住む国は、目に見えて貧富の差が分かる、ハッキリとした階級社会だ。

中級クラスの友人や、日本人は、言う。

 

「なぜ食べるものにも困る中、貧困層がタバコに浪費するのかが分からない。

甘えている。怠けている。ふざけている。

タバコを買うお金を貯金して、勤勉に仕事をすれば、道が開けるかもしれないのに」

 

正論だ。

仰る通り。

 

でもね。

 

私の旦那には、貧困層の親戚がいる。

彼らは、こぞってタバコを吸う。

幸い仕事があるので、その日食べるものや住む所はあるけれど、余裕は全くない。

子供に誕生日パーティーを開いてやるとか、家族皆でレストランで食事、などという、一般人には普通のことが出来ないレベルの、キツイ生活を送る人達だ。

 

私は長年、前述の友人達と同意見でいた。

ボロボロの洋服を着て駆け回る子供たちを横目で見ながらタバコを吸う彼らを、

口に出しては言わずとも、昔は心の中では軽蔑していたと思う。

 

しかし、彼らとの付き合いも長くなり、それと比例して自身の人生でもやるせないことを沢山経験してきたアラフォーの今は、なんとなく分かるのだ。

 

ポジティブ精神や努力ではどうにもならない嫌なことが、人生にはある。

そして、その嫌な事、というのが、毎日更新されることもある。

 

人生のスタート時点で、既に問題が山積みの環境に生まれてきた彼ら。

学歴もコネも経済力も、人より秀でる美貌や特技も一切持たない。

ハンディが重すぎる。

私達が言う「がんばったから、ちょっと贅沢するか」みたいな息抜きも、一切できない。

自分が止まれば、何もかも止まるだけだ。

泣いて不貞腐れるわけにはいかない。生きなければならない。

そういう生活を1日、また1日と送り、超えていく。こなしていく。

誰のせいでもないので、文句も言えない。

 

出来ることは、自分で自分の気分を変えるだけ...そういうとき。

ふう、とため息をつく。

息だけでは軽すぎて、煙を出したい時が、どれくらいあるのだろう。

 

どんなに切り詰めて努力しても、おそらく生涯、裕福にはなれないであろうことは明確。

しかも最低限の生活を回すために、汗水たらして生きなければならない。

止まることも出来ない。

 

貧困層ではなくとも、日本人にあれだけ愛煙者が多いのは、

若い頃にカッコつける為に何気なく吸ってみて、そのまま中毒になってやめられないという人も少なくないとは思うけれど

その時その時に溜まったうっぷんを晴らしたい、でないとやっていけない、という人がどれだけ多いか、という事でもあるのだと思う。

(ストレス発散には、タバコでなくて、筋トレがいいよ!)

 

タバコは好きではないし、正当化するつもりは一切ない。

明らかに有害物質だし、体にも環境にもいいことなし、なので、

誰にも吸って欲しくはない。

 

でも、それと同時に、少なくとも、

解ったような顔で、タバコを吸う人を攻撃するような言動は、

恐らくもう二度としないだろうと思う。