【たくましく美しく生きる術】Blog by Nina S.

人生、40歳からが本番 ~ パワフル&エレガント

【美意識老化】を防ぐ方法

今日の一歩

中年になったら、同世代の女性と群れるのはやめよう

 

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毎日、ランチタイムに、会社から数ブロックにあるジムに行く。

 

この時間帯の筋トレクラスは、近所のOLさんで一杯になる。

恐らく同国で1、2を争う有名なチェーン系列のジムだけあって、

優秀なトレーナが揃い、清潔で、オシャレ、と3拍子揃っている。

 

若くて意識高い系の人達に、大変人気があるジム。

 

私の会社は社員の健康維持を推進しているので、ジム通いに補助金が出る。

差額は払っているけど、それだけでも結構な額だ。

でも、何もしなければ衰えていくのみのアラフォーの体にとって、筋トレは義務。

なので、この投資は必須。

 

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Mircea IancuによるPixabayからの画像

 

さて、そんな意識高い系の20~30代の女性で一気ににぎわう、クラス後の更衣室。

ここでの、私のひそかな楽しみは意識高い女子の持ち物や、服や、シャワーを浴びて着替える間の習慣を見て、たるみがちな、自分の「女」としての在り方や美意識を調整すること。

 

まだ何もしなくても体系が崩れない華の20~30代なのに

わざわざお昼に、しかもこんな高いジムに来るような女の子達。

彼女たちは、大抵、美意識がとんでもなく高い。

 

美人さんが圧倒的に多い。

持ち物も、洗練されている。

(日本人は皆が皆持ち物や服装にこだわるし、センスがいい人が多いけれど

この国ではそんな余裕がないのか、キレイなのに持ち物や服装が残念!っていう人が大勢)

 

有名どころのブランドシャンプー、濡れた髪をつつむピンクの上質なタオル、

上下そろった、オシャレな下着...

ウェアやシューズも最先端のものだし、センスのいい色で揃えている。

 

そして、ちゃんと女として、やるべきことをやっている。

シャワーの後は、かかとがかさつかないようにクリームをたっぷり塗り、

香水をかけ、キチンとお化粧をし、ペディキュアがキレイに施されている。

 

そういう彼女たちを、ただ見ているだけで、同じ空間にいるだけで

たとえ自分のものは、彼女達のような一流品・ブランド物でなくとも

かかとにクリームを塗る、とか、あれ、ペディキュアが剥げている、とか

そういう感覚を忘れずにいられる。

 

勿論、私が密かに影響を受け、感化されているなんて彼女たちは想像もしないだろう。

自分のシャワーと着替えを済ませる間に、(横目で 笑)たっぷりと彼女たちを観察する。毎回、更衣室を出る時には、自分までなんだか洗練された気分だ。

 

銭湯や温泉のない外国では、他人のこんなプライベートな状況は、ジムの更衣室でもなければ絶対に見ることが出来ない。

女は、結婚して、子供もでき、アラフォーぐらいになると、一気に所帯じみてくるか、

または、子供の世話に明け暮れて、自分のことは二の次になりがちだ。

 

下着なんて見せる人は長年連れ添った旦那しかいないし、香水など付けなくても大した意味はないし。「キレイでいなくても、別に誰も困らない」なーんて、どんどん落ちていくのだ。

 

昔は当たり前だった美へのこだわりは、気を付けないと、あれよあれよと消えていく。

 

更衣室で彼女たちと共にいる自分が、余りにも場違いで恥ずかしく、

普段使いで使用しているモノが、余りにも所帯じみてみすぼらしくなったら終わりだ、と、自分に課している。

 

高いお金を払って、イメージ・アドバイザーの講義を受けているのと同じ効果があるかもしれない。

なんとも、ありがたい場所だ。