【たくましく美しく生きる術】Blog by Nina S.

人生、40歳からが本番 ~ パワフル&エレガント

細部の美より、【パッと見キレイ】

今日の一歩

ちょっと離れた所から見た自分の全体像がキレイか、確認しよう

 

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美のカリスマ氏のブログに、「人の目に美しく映りたかったら、細部よりも全体像に注意すべき」とあった。

 

その通り!

 

日本人は、細部に敏感。

ネイルアート、趣味の良いアクセサリー、完璧なメイク。

同胞として大変誇りに思う。

 

でも、悲しいかな、そんなにセンスがいいのに

道端で、見惚れてしまう程インパクトを与えてくれる日本人女性に会えることは、余りない。

大体、ネイルアートも綺麗な眉毛も、相当接近しないと見えないし。

 

よく、男性受けが良いネイルアートとかを話題にしているサイトを見るけれど

そんなものどうでもいいと思ってる男性が、実際は大半だと思う。

 

キレイに施したネイルなんかより、胸とお尻が程よくあって、痩せでもおデブでもない体、長い髪、にこやかな笑顔、なんかの王道のほうが、男性受けはいいに決まってる。

女性誌の「男性はこんな女性が好きです!」みたいなランキングには、そんなコメントは出ないとしても(笑)

 

その本題をすり抜けて、細部ばかりを気にしても(キレイに見える、という目的の前には)意味がない、ということだ。

 

全体像というと、ボディーラインを崩さないこともそうだけど、服やバッグ、靴などのコーディネートも欠かせない。

このことを考えさせられる人に、今日帰宅時に会った。

 

ダウンタウンの、オフィス街。駅に向かう道。

男性も女性も40半ば風の、大人のカップルが、帰宅途中の私の前を歩いていた。

いかにもやり手な感じの、カッコいい中年の男性はスーツ姿。完璧。

 

さて、問題は連れの女性。

彼女も、キャリアウーマン風の、シックな色のタイトスカートのスーツで決めている。

金髪で、痩せても太ってもいない、長身の彼女。

男性の腕を組み、嬉しそうに話しかける。

 

「大人のエレガントなカップル」になれそうな二人。

 

が、それを台無しにする、非常に残念な女性のアイテムが私の目を引いた。

彼女が背中に背負った、ピンクやら黄色やらがゴタゴタ混ざった色の、安っぽいリュックサックだ。

 

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なぜにリュック?

 

いや、仕事の合間にジムに行ったのであろう事情は、わかる。

それは良しとする(私も行くし)。

でも、ティーンエイジャーが使うようなチャラいリュックは、私達の年齢の女がスーツで決めている時、特に、男性と二人きりで歩くときは、ダメ絶対!

 

ここはシックなスポーツバッグか、小娘では買えない・使いこなせない、って感じの、上質なリュックにしてほしかった...

 

で、重いだろうけど

両腕を入れて、ランドセルみたいに背負っちゃ、もうキレイも色気もへったくれもない。そこだけ、小学生の遠足だ。

 

私は彼らの1.5メートルぐらい後ろを歩いていたけれど

ハッキリ言って、そのリュックさえなければ、彼女はかなりいい女の類に見えただろう。

 

彼女のお化粧の濃さとか、アクセサリーとか、そんなものは1mも離れればもはや見えない。それよりなにより、そのリュックのせいで、彼女の全体像は台無しだった。

 

 

 私は40を過ぎてから、潔く、20代の頃から使ってきている安物のバッグやいかにもギャルっぽい服、好きだけど崩して古くなった靴などは、処分することにした。

 

 気持ちは若いとはいえ(笑)、肌の艶や体のラインや雰囲気が20代の頃とは全然違う今、それらのものを見に着けていると、やはり何かがおかしいのだ。

 

ここで絶対に意味を取り違えてはいけないのは、地味になる必要はないってこと。

シンプル・イズ・ベストにならないことだ。

ここを間違えて解釈すると、ハデなおばさん化は避けられても、乾涸びて性別も解らない、カサカサなおじいさん化してしまう。

 

何が似合うか似合わないか...

ネットでも本でもいいから研究したり、プロの定員さんに助言を求めたりして

鏡の前であれこれ試してみるといいと思う。

 

私が個人的に嬉しいのは、小娘時代に背伸びしてると見られたことが、今なら逆に、粋に、サマになることだ。

 

例えば、ジーンズに赤いハイヒール、赤いネイル。

例えば、日焼けした肌に(私は自黒ですが 笑)金髪に近い髪(上品にお手入れされていることが必須)と金のアクセサリー。

ブランド物の、皮のバッグ。

 

誰でも、40過ぎれば、苦労の一つや二つはしてきている。

経験豊富なアラフォーの顔や雰囲気は、これらのアイテムの重さにもはや負けない。

 

アラフォーの皆さん...嘆いている場合ではないです。

これからは、マダムっぽいゴージャス&シックなオシャレにも、大いに挑戦できる歳。

マダムっぽくしても、どっぷりマダムになるには、40代の肌はまだまだ若い。

 

そのギャップが、とてもいい塩梅なのが今の時期じゃないかな?

楽しまなければ損!