【たくましく美しく生きる術】Blog by Nina S.

人生、40歳からが本番 ~ パワフル&エレガント

【オシャレより筋肉】

今日の一歩

モノを揃えるより、ハダカを磨こう

 

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ふとしたことから、ライザップの動画を見た。

DA PUMPYUKINARIさんが、5カ月で16キロぐらい痩せたというストーリー。

 

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PexelsによるPixabayからの画像

パーソナルトレーナーを付けて、

ご飯を食べながら、トレーニングで筋肉を付けたYUKINARIさん。

 

5カ月後の肉体が、凄い。

醸し出す雰囲気が、別人。

 

5カ月前の彼は、どこにでもいる普通の中年男性にしか見えなかったのが

ライザップ後の彼は、まさに「ザ・芸能人」だった。

 

男性なので、髪型や化粧等でごまかせる範疇は、限られている。

しかも、パンツ一丁で撮影しているから、服でもごまかせない。

嘘・偽りが、一切ない。ありのまま。

 

別人になっちゃった...

(というか、元に戻ったんですね、彼の場合は)

 

ところで、表題の標語は、ライザップではなく、聖書。

マタイによる福音書の6章25節に、こうある↓

 

それだから、あなた方に言っておく。

何を食べようか、何を飲もうかと、自分の命の事で思いわずらい、

何を着ようかと自分のからだのことで思いわずらうな。

命は食物にまさり

からだは着るものにまさるではないか。

日本聖書協会~口語訳)

 

 

 

聖書の言葉というのは様々な解釈が出来る。

その結果、宗派が別れたりして争いも起きることもあるのだけれど

個人レベルでも、読むときの状況や年齢などで

何をどのように理解するのかは全然変わるものだ。

 

私はクリスチャンの家庭に生まれ育ったので、

聖書は物心ついた時から読んでいて、内容にも詳しい。

 

今まで何度この箇所を読んでも

「上辺だけのことにとらわれちゃだめですよ。

お洒落とかグルメとかにうつつを抜かすんじゃありませんよ」

みたいな、親や先生のようなお説教じみたものにしか聞こえなかった。

 

でも、筋トレ生活を続ける今日、

この箇所が、全く違う観点で心の中にストーンと入ってきた。

 

 

からだは着るものにまさるではないか。

 

 

さっきのYUKINARIさんが、頭に浮かんできた。

 

マッチョやマッチョ・ウーマン(笑?)が露出多めの服を着たがるのは

別に他人に見せびらかしたり、羨ましがって欲しいからではない。

(まあ、中にはそういう人もいるでしょうが 笑)

 

私も筋トレにハマって結構長いので、

普通一般の女性より筋肉がハッキリと見える体をしている。

 

なので、これは実体験から言えるけど

筋肉というのは、体をほんとうに、ほんとうにキレイに見せる。

 

この(自分の)筋肉の美しさを見てビックリさせられると、服なぞ二の次になる。

もはや「服で飾り立てる」という意識はなくなる。

筋肉をいかに綺麗に見せるか、にオシャレの重点が変わっていくから。

 

 

そんな中、勤めてる会社から、年末の社内パーティーの案内が来た。

 

私は海外在中なので、こういうパーティーへの招待は結構あるが

結婚して子供が生まれてからは、夜出かけるのは結構大変で

だいぶご無沙汰していた。

 

今回は、ガラと呼ばれるロングドレスで行く完璧正装ではなく

それよりちょっと格を落とした、でもカジュアルではない、カクテル・パーティーのようだ。

 

独身時代に買い溜めしたので、カクテル・ドレスみたいなのは家に3,4着ある。

古いドレスだけど、オーソドックスなものは流行を超越して着まわせるのだ。

 

久しぶりにそれらを出してみて、試着してみた。

で、驚いた。

 

ああ、やっぱり筋肉がある体は違う。

20代の頃はドレスそのものが目立ったが、

今回、鏡の中のドレスは、完全に脇役だ。

 

肩と背中の筋肉のライン、上がったお尻と、

わずかながらもあるくびれ(昔よりはある!笑)

これらが際立っている。

でも下品でなく、しっくり見える。

 

地味に、しみじみと、でもハッキリとした幸福感を感じた。

 

圧倒的に、20代よりも上手くドレスを着こなせる体に、40代にしてなっている。

もはや、ドレスは出来るだけシンプルなモノのほうが良いぐらいだ。

 

 

からだは着るものにまさるではないか。

 

しつこいけれども、これは真実。