アラフォー国際結婚ワ―ママの「清く、強く、美しく!」

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経済的な問題

また、経済的な問題が出てきた。

 

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経済的な問題と言うのは、ごく限られたラッキーな裕福層や、

ちゃんと考えて分別のある稼ぎ方や使い方をしている思慮深い人達を除き、

その他大勢は、規模は違えど、誰もが抱える問題だと思う。

 

 ましてや、私の場合、政情が不安な外国に住んでいる。

この問題は、かなり頻繁に出てくるのだ。

 

昔はその度にドーンと落ち込んだりもしたが、

今は、気持ちを切り替え、やるべきことを見極め、それに集中するようにしている。

 

気持ち新たに、これを乗り越えるべく前向きに対処している。

出来るだけ、感情は無視するようにしている。

泣いたり嘆いたりはしないし、最近は反省すらしない。

余り生産性がないどころか、後でぐったりと疲れるからだ。

 

経済的な困難に陥った時、

これをレベルアップのチャンスと見るか、不貞腐れるか、誰かのせいにするか...

 

ここで人間性、不屈の精神、強靭なメンタルというものが養われると思う。

全ては自分次第。

 

インターネットがある今、ビジネスチャンスは幾らでもある。

 

そして、有難いことに、私は日本人だ。

これは、貧しい人が多い国にいると分かるが、とてつもない特権だ。

 

経済的に苦しいと言えども、そこから出る道は、日本人である限りは、ある。

同じ状況から脱出した人などが発信する情報や

そのノウハウなどを、youtubeなどで無料できめ細やかに学ぶことも出来る。

 

全ては自分次第...

誰のせいでもない。

自分が出来ることをする。

 

むしろ、問題がなかった時期がありがたいのだ。

昔は、もっと酷かった時もあった。

 

その初心と、自分の置かれた立場のありがたさと可能性を、忘れてはいけないと思う。

 

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 連休に、温泉プールがある健康ランドみたいな施設に、泊まりで出かけた。

 

旦那の提案だ。

 

うちは金銭的に余裕が全くないのだが、

基本的に、旦那の提案には反対せず、やりたいことはやらせることにしている。

 

なぜなら、健康な心身と、安定した人間関係(特に夫婦)というのは、資産だから。

どんなにお金を積んでも手に入れることができない、日々の地道な習慣から形成されるものだからだ。

 

そして、こういう旦那のアイディアや方針から、

私が思いもつかなかった世界が広がることもあるからだ。

自分の世界だけで凝り固まったメンタルに固執しているより、学びは多い。

 

で、話は飛んだが

 

小学生の息子を一人だけ連れて行っても飽きられるので

一緒に遊んでもらうことを目的に、親戚で、息子と同い年の男の子を1人、連れていくことにした。

 

その子を連れていった理由は、他にもあった。

彼(以下、従兄君)にも、ささやかながらも楽しい外出の思い出が出来るのでは、と思ったからだ。

 

従兄君は、貧しい家の出だ。

母親はシングルマザーで、父親の違う兄弟が4人いる。

 

元夫達からの送金や支援は基本的になく、母親は無職。

掃除婦として仕事を転々としてきたが、雇われても直ぐにリストラで首になるのだ。

 

とうとう家賃が払えなくなり、国の補助金で食いつなぎ、親戚の家に居候している。

その親戚も、決して裕福ではない。

15人ぐらいが一つ屋根の下で暮らし、食べるものも着るものも限られている。

 

私は、貧富の差が激しい国に住んでいる。

 

住む所も食べるものはあるが、贅沢は一切できないという

「下級の上・中級の下」という人達が国民の大多数、という国だ。

従兄君の暮らしぶりは、決して珍しいものではない。

 

また、私は旦那を通じて彼らとの付き合いも長いので、いまさら驚きもしない。

それでも、一緒に長い時間を過ごすと見えてくることがある。

「ああ、やっぱりなあ」ということが、幾つもあるのだ。

 

言っておくが、うちは上流階級ではない。

中流の上でもない。生活は大変だ。

それでも、妻である私は日本出身で、夫婦とも仕事があり、子供は治安の問題上、私立の中流が通う学校に通わせられている...この状況を貧困層と呼んでは、かえっておこがましい。貧困層に失礼になる。

 

まず、ワガママでやりたい放題のうちの息子と違い、

従兄君は、周りの空気を敏感に読み取り、協調性がある。

 

これは、自己主張の強い人が多いこの国では、珍しいことだ。

息子の学校のクラスメートなど(中流上の比較的恵まれた子達)には、余り見られない。

子供=主張、だからだ。

裕福層の子供は、平気で大人と交渉をする。

怖いもの知らずなのだ。

 

従兄君は、交渉したり、拗ねたり、駄々をこねたりしない(うちの息子は全部やる...)

大家族を持つ人にはわかってもらえるだろうが、

人が沢山いると、一人ひとりには構ってもらえなくなる。

まして貧しいとなれば、大人は生き延びるのに(仕事などに)必死だ。

彼らは、子供中心に物事を見ることはない。

子供の為に何かをする、ということも余りない。

 

そういう環境でワガママを言ったり駄々をこねたりしても、ただ無視されるだけで

何も得するものはない。

下手すると、食べ損ねる、もらい損ねる... 厳しい現実だ。

 

欲しいものはハッキリと主張するが、ダメだと言われると、それ以上こだわらない。

叱られるのに、怒鳴られるのに、慣れている。

何かをしろ、我慢をしろ、と指図されるのに、慣れている。

理不尽に、慣れている。

比較されるのに、慣れている。

期待されていないのに、慣れている。

 

どんな小さな嬉しいことでも、彼らは大いに感動する。

お昼に自分用のジュースを選べるとか(普段は水か、兄弟とシェア)

宿泊地で自分用のベッドがあるとか(普段は居候宅で1つのベッドをシェア)

朝ごはんにパンと果物が出るとか(普段はミルクと、クッキーを2~3つだけ)

そいういった一つ一つに、素直に喜ぶ。

 

また、彼は、自立している。

脱いだ服は畳む、皿は下げる、手伝いもするし、言われたことは直ぐにやる。

家の外にいるからではない。家でもやる。

厳しい共同生活と、「大人に従わない」という選択肢がない環境にいるからだ。

まずは「なんで自分がやらなくちゃいけないの?」という文句から始まるうちの息子とは、雲泥の差だ。

 

長いドライブに飽きた息子が、不機嫌になった。

こいつは従兄君とは違い、我慢がきかない性格だ(⤵)

ガソリンスタンドに寄って気分転換、ということで、なだめる。

 

そうして寄ったガソリンスタンドで、従兄君は、ある若い男性をじっと見ていた。

 

その男性は、バニラ・アイスクリームがチョコレートでコーディングされている、

ちょっと値を張ったアイス(日本の感覚から言って、1つ500円ぐらい?)を食べていたのだ。

 

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「アイス買おうか?好きなの選んでおいで」

 

息子は、「当然!」という顔をして、お気に入りのフルーツの棒アイスを選んだ。

ありがたみ、ゼロ。。。

 

従兄君は、沢山のオプションに戸惑い、選べない。

 

先程、高級アイスの男性を見ていた従兄君を目撃した私は、言った。

「これにしない?あそこのお兄さんと同じのやつ」

 

「。。。」

もう一度、チョコアイスの男性を見る。

3秒ほどの沈黙の後、彼は言った。

 

「うん!」

その時の従兄君の顔... 形容しがたい。

困惑と喜びと驚きと、内側の感情が処理できずに入り混じっていた。

 

会計を済ませた後、

お互いのアイスを見せ合いっこする息子と従兄君は、無邪気だった。

それは、明らかに、屈託ない幼い子供の笑顔だった。

 

とてもベタなオチではあるが、この数日間、彼に心を洗われた。

 

ベーシックに、基本に、私自身の感覚を謙虚に戻してもらった気がした。

私だって、決して裕福層ではないのだ。

 

誤解を生みたくはない。

貧しい家庭で育つ子供は素直で行儀が良い、という美談ではない。

ここでは触れないが、貧しい環境で育つ子供は、もちろん問題も抱えている。

 

それでも

ちょっと値の張るアイスを食べられる有難みを、忘れてはいけない。

 

私自身、食べたくても食べられない状況にいたこともある。

今また経済的にダウンの状況にあるので、その感覚を思い出している最中だ。

 

「金の亡者になるな」「貧乏でも心が良ければ良し」という話ではない。

貧乏はリスクであり、害であると確信している。

 

日本人に生まれたということは、ある意味とてつもない特権だ。

特権階級に生まれたものは、それなりにやらなくてはいけないことがある。

貧乏に甘んじてはいけないのだ。

アイスぐらい躊躇せずに食べれるぐらいの甲斐性は、やはり持たなくてはいけない。

 

ただ、いかに豊かになると、人間は、私は、調子にのるか...

 

人間関係でも

健康でも

時間でも

お金でも

 

それを、あの従兄君との連休と、経済的に苦しい今、思い出すことが出来た。

 

厳しい状況と言うのは、

「軌道修正の時間です。頭を冷やしなさい」という

神様からのサインだ。

 

私には、やることがある。

日本人として、外国人として、従兄君やその他親戚の一員として...

 

落ち込んでいる暇などない。

言い訳をしている暇もない。

今日の、この学びを忘れず、前進していこうと思う。