【たくましく美しく生きる術】Blog by Nina S.

人生、40歳からが本番 ~ パワフル&エレガント

【自業自得】自己責任で、苦しまなくていい

「自業自得、自己責任」

「自分で選んだことなのだから、例え悪い結果となっても文句は言ってはいけない

「自分が悪いのだから、不幸は甘んじるべき」

 

 

↑ このような、【自己責任】の呪縛で苦しんでいる全ての方々へ

 

  • 望まない妊娠をした
  • 結婚相手を間違えた
  • 子供が問題を起こした
  • 独立・転職したけど、失敗した
  • ギャンブルや悪習慣が過ぎて、依存症になった ... など

 

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Enrique MeseguerによるPixabayからの画像

 

あなたが関与した行動が、望まない結果をもたらしたとき、世間は「自己責任」と、冷たく突き放すことがあります。でも、当時のあなたには、そうなるとは予想がつかなかったのです。または、そうなるとわかりつつも、中断できる能力がなかったのです。

 

過去の自分の行いに対し、適切な対処は必須です。

どこが悪かったのか、目を逸らさずに学ばなければいけないかもしれません。

でも、感情的に追い詰められる必要は全くありません。それとこれとは別物です。

 

あなたの人間としての価値や優劣とは、何の関係もありません。

 

人間誰しもが、完璧な選択肢と、落ち着いて選べる環境に置かれたうえで、合理的な判断を下せるわけではありません。

知識や経験や考慮が足りなかったのは、あなただけの責任ではなかった確率が高い。

世の中は、そもそも不公平・不条理の塊です。

 

 

日本では、何でも自分で背負い、自己責任で解決するのが「責任感がある」と称賛されます。

何かが上手くいかない時、まずは自分の行いを省みる癖がついていますよね。

 

対して外国は、まずは周りや他人に落ち度はないかを見つけ、自分の権利を図々しいほど主張します。義務を省みるのはその後です。

どちらが良い・悪いの問題ではなく、土壌が違うだけです。

 

私は、海外のやり方が良いと言うつもりも、それを押し付けるつもりもありません。

形だけ否応なしに急激にグローバル化していく社会のなかで、未だ日本の厳しい慣例や思考法に苦しむ人達に、少しでも楽になっていただきたいのです。

 

【自業自得】の考えは、不完全な人間の性質を考えたら余りにも酷で、しかも、理論的にムリがあることを知っていただきたい。

この呪縛に縛られて、一人悲しく落ち込んでおられる方が、今すぐ反省をやめて新しい日を迎える手助けをしたいのです。私自身がそうだったので。

 

海外では、例えば、スラムなどの貧困層に生まれてしまったら、読み書きや常識も知らないまま大人になります。その人が何かトラブルを起こしたとしたら、それは自己責任で片付けられるのでしょうか?

 

スラム出身者の女の子、片親で兄弟は7人、教養もなく、育った環境は劣悪

10代でドラッグ依存症の男の子どもを妊娠し、職も医療保険もない

この子と子供が野垂れ死にするのを、【自己責任】と突き放しますか?

 

上記の例は大袈裟と思われるかもしれませんが

目に見えにくいだけで、先進国日本でも、知識、愛情、健全な環境、教養...色々な格差を持って生まれ育った人がいるはずです。

「知らなかったで許されたら警察はいらない」ですが、犯罪は別として、自殺が頭によぎるほど自分を追い詰めたり、自己肯定感を失ってしまっても、誰も救われません。

 

概ね世間に「自業自得」といわれるようなことをしてしまうのは、「格差」ゆえに何かが欠落していたことが理由だと、私は思います。ハッキリって、あなたのせいではない。

 

「被害者意識を持て」と言うのではありません。自分でコントロールできない境界に考えを巡らせてしまうと、精神を病みます。しかも、深く突き止めていくと、実は誰の責任でもない場合が多いので、責任追及をしたところで報われません。

 

失敗したっていい、助けを求めていい、開き直っていいです。

【自業自得だから、自分は不幸に値する人間だ】で、詰まないでください。

 

苦しまなくていいです。

楽になっていい。他人や自分の責める声を、一つ一つ聞く必要はありません。

あなたがすることは、これからどう状況を改善し、良き人生を歩むか...それだけです。

 

【新保真里有】4回結婚できる、イイ女っぷりとは

若い頃、ViViという雑誌を読んでいた

 

私は日本人女性としての美の特徴(色白、小柄、可憐など)とはことごとく無縁の、色黒で大柄な女なので

CanCam、JJ、Rayなど、正統派雑誌にとりあげられている服装や化粧が絶望的に似合わなく

ギャル系のViViの世界に自分でも真似できそうな世界を見出すしかなかったのだ

 

当時、新保真里有(Malia)さんというモデルさんがViViにいた

父親がパキスタン人のハーフだそうで、褐色の肌に長身、大きな目

すらっとした、エキゾチック美人だ

 

特に目をつけていたわけではない

 

でも、その後、何度も彼女をメディアで見かけ、直ぐに【あの人だ】とピンときた

まだ38歳という若さで、有名アスリートたちと4回結婚し、4回離婚し、子供が4人いるのだ

そりゃマスコミや世間が放っておかないだろう

 

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melancholiaphotographyによるPixabayからの画像

 

しかも、さすがストリート系やギャル系のモデル出身、といった派手な服装

インスタに投稿するキラキラした世界観、甲高い声と、甘えたような話し方

TVへの露出も多く、キャラが立っていてわかりやすい

 

ファンも多いが、アンチもとにかく多い

世間からは、続かない結婚生活ゆえに、辛辣な批評を受けている

私もつい最近までは、チャラチャラした人なのかなあと、失礼ながら思っていた

 

しかし、その傍ら、好感度が否めないのはなぜだろう?とも、思っていた

別れた元夫達がそろって【続かなったのは自分のせい】と言及し、彼女を責めていない

モデル仲間たちからも【可愛い人】と評判が高い

 

そのMaliaさんが、最近Youtube発信を始めたことを知り

ちょっと覗いてみた

 

www.youtube.com

 

www.youtube.com

 

 

あ、なるほど... これは惚れるわ

 

私は海外在住で、日本のバラエティー番組などは見れない

動画で生の彼女を観るのは初めてなのだけど

動いて話す彼女を観たら、男性と、全てではないが、私も含め、あるタイプの女性軍をも惹きつける理由がわかった

 

 

以下、理由

 

1.美しい(視聴者の目に優しい(笑))

2.前向き、明るい、楽しい

3.リラックスしていて自然

4. 生活感があり、家庭的

5.自立している

 

モーニングルティーン紹介動画では、【理想】と【リアル】をハッキリと分けて、【現実は見せれないほど、バタバタでしかない】と笑う

髪は雑にまとめただけ、眼鏡、Tシャツで、子どもを追いかけて、振り回される朝

子持ち主婦なら誰もが思い当たる、普通の光景だ

 

 

良く笑い、カッコつけないので、観ているこちらも構えなくてすむし、ホッとする

しかも、セクシー、料理できて、子育てに熱心な良き母で、自立していて、お金持ち

離婚歴を抜かせば、【男の本音、理想の奥さん】の条件を、すべてクリアしている

 

 

お金があるからできるんでしょ?という声が聞こえそうだが

さて、そのお金はどこから入るのでしょう?

彼女は26歳でシングルマザーになった時、自分で事業を起こしているのだ

 

 

勿論、生まれが裕福だったかもしれないし、過去に結婚していた子供たちの父親関係からの養育費やらも入るだろう

でも、それだけでは到底4人の子供を育て、キレイなマンションに住み、高級車を乗り回し、インスタ映えする生活を長い間維持できない

 

子ども4人の母と言えば、辻希美さんなど他にもいるけれど

大きな違いは、Malia氏はシングルマザーの取締役社長であること

家庭も会社も率いる、リーダーでもあるのだ

 

モデルさんなどが事業を起こすとき

趣味の延長や本業の片手間【何となく思いついて、やってみました♡】と

実際はいかに必死だろうと【キレイにオシャレにやってる】というイメージを見せる人が多いのに

 

この人は惜しげもなく、あっけんからんと言う

【切羽詰まったから】【生活費を得る為】

 あせりや不安など、カッコ悪い自分を隠すということをしないし、潔い

 

4回結婚して4回離婚したのも、まあ褒められたものではないとしても

見方によっては【キチンとやろうとした】ことの結果なのではないだろうか?

 結婚・離婚という、覚悟が入り面倒なことを、4回もしているのだ


結果としてそれが良かったかどうかは別として、ダラダラ恋愛よりも、ある意味よっぽどけじめをつけているように私には見える

なぜにマスコミや世間は、彼女を叩き、【だらしない】と呼ぶのだろう?なぜ【懲りずに】なのだろうか?

【いつ嫌いになるかわからないから結婚しない】のほうが、私には幼稚に思える

 

お子さんがどう思うかは、他人がとやかく言う事ではない

もちろん未成年なので、母親がすることに関与することはできないし振り回されてお気の毒というのはあるだろうが

文句を言える権限を持つのは当事者だけで、酷評をする筋合いはない

 

しかも、結婚相手の男性にとってはさらに面倒であろうに

その負担もなんのその、4回も男性に【結婚したい】と思わせたわけであり

世間は彼女を叩いている場合ではなく、その婚活力を分析して結婚したい女性に伝えるほうが、よほど世の為人の為になる

 

お金があろうが、手伝ってくれる人がいようが

スマートでグラマラスな毎日とは対照的なのが、子供との日常

常に手をかけ気をかけて、毎日毎日、泥臭いことを続けなければならない

 

会社経営だけでも忙しいだろうし、年頃の子供との、それぞれの葛藤もある

でも、常にドーンとした明るさで全てを包み込むようなパワーを見せる

バイタリティのある女性

 

たらたらした話し方(ごめんなさい)や、特攻服姿をインスタに上げるなど

全ての価値観や思考に同意するわけではない

特に、あのテンションの高さには、やはりついていけない(笑)

 

でも、Maliaさん、これからも【結婚したい女性図】を体現していくだろうし、応援したい

しつこいようだが、婚活中の女性は必見だ

ぜひ、彼女のキラキラパワーから、【男性に結婚したいと思わせる女】の秘訣を取っていただきたい

 

長男である新保海鈴氏は、今年、Jリーグに入っている

本人の才能や努力、お金だけでは、到達できない境界だ

親である彼女が、子供だった頃から毎日の練習やら食事やらに付き合い、細かいサポートをしたからこそだろう

 

私も、【疲れた】などとは言ってられないなと、インスピレーションをもらった

そう...大人の女が常にイイ女であり続けるには、この可愛さとパワーがいるのだ

Maliaさんの真似をする必要はないが、歳をとってもかくゴージャスにありたい

 

新保真里有

そこにいるだけで、笑うだけで、その場が否応なしに明るくなる

全てを屈託ない母性で包む、太陽のような人だと思う

【正論】よりも、人を動かすもの

私たちは、特に女は、正論をいうのに長けている

他人の主張を論破するぐらい、実はお手の物だろう

 

【家事を手伝うよ】という夫には

【手伝う、っていう表現からして、そもそも主体性がない】とピシャリ

 

【締め切りはxxと言ってたじゃないですか】というビジネス相手には

【xx(日付)のこのメールに、注意書き入れましたよね?お見せしましょうか?】

【最近、ベジタリアンになったの】という女友達にも

ベジタリアンってヘルシーに聞こえるけど、タンパク質不足になるから気を付けたほうがいいよ】などと言ってしまう

 

特にもう若くない女となると(←私)

それに付け加え、母性やら、年の功やらも加わって

【ああ、それはこう】と、ハッキリ言いたくなることが多い

 

そしてそれは、かなりの確率で、正論なのだ

 

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klimkinによるPixabayからの画像

 

 

でも、私はここ数年で学んだ

 

正論であろうがなかろうが、言葉は、言い足りないぐらいのほうがいい

 

人は、正論を聞いたからって、考えを変えはしないし

(弁護士やコンサルなど、仕事は別として)

第一、その正論を言う事で、何が残る?

 

男性の場合、正論ばかりでドヤ顔の女など、どんなに仕事ができようがごめんだろう

夫は、上のコメントを言われたら、二度と手伝うもんか!となる

女友達も、相手も同じ女なので【そんなことは解ってる】となり、あなたと話していてもつまらないと感じるだろう

 

育児書を読んでいたら

【子どもにどう話すか?よりも、どう感じさせるか?を念頭に会話せよ】とあった

まさにこれ

 

いかに合理的発想や技術が近代社会で発達しようが

やはり、人間は感情で動く

 

 

その言い分(正論)に、愛はあるか?

相手はそれを聞くことで、どういう気持ちになるだろう

それを言うことで、自分が欲しい結果は得られるのだろうか

 

 

【家事を手伝うよ】という夫には

【ありがとう!助かる】

 

【締め切りはxxと言ってたじゃないですか】というビジネス相手には

【ああ、もしかしたら、口頭ではそうお伝えしてしまったかもしれません。ですが、確認メールも恐らくお送りしたと思うんですよね。今確認してみますね...】(長い 笑)

 

【最近、ベジタリアンになったの】という女友達にも

【へえ~!ハリウッド俳優にも多いんだってね。キッカケは何なの?】

 

 

慣れないうちは、話し足りなさが残るだろう

主張したいし、自分に知識があることを見せたいし、相手の非を認めさせたい

でも、それをぐっと我慢してみる

 

すると、わかるはずだ

気持ちを害されることがない安堵感から【あなたと話すのは楽しい】となる

 相手は感心し、結果は自然と良いものになる

 

これが出来る人は、世の中にほんとうに少ない

なので、できる人は重宝される

 

そういえば、私の父は、退職前は人の前で話して教える仕事をしていたが

父の話はいつもどこか抜けていてツッコミどころ満載で

場は面白おかしく盛り上がるのだが、子供心には【よくこれで仕事として成り立つなあ】と思っていたものだ

 

今思えば、父は知ってか知らずか、この法則を応用していたのだろう

自分が正論を言って相手をやり込めてしまったら、その時点で会話終了だ

下手すれば、関係も終了かもしれない

 

父は常に、優秀な人に慕われ、囲まれ

あんないい加減な父なのに(笑)、結果としてチームとしては大きな成果を出していた

 

結果は、自分が正論をもって相手を訂正させるから得られるのではなく

気持ちを動かされた相手が、自ら望んで持ってくるものだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【お金】だけでも【家族や友人】だけでも、物足りない理由

私は、日本がとても豊かだった80~90年を謳歌できた、幸せな年代だ

 

で、マズローの法則よろしく

物質的に恵まれると、人間は精神論にうるさくなる

日本だけでなく、先進国たちが、禅、ロハスミニマリストに走るように

 

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Nattanan KanchanapratによるPixabayからの画像

 

当時、私はティーンエイジャー

世の中の難しさなどは一切知らない、でもムダに熱いお年頃

【物質的な豊かさより大事な何かが、この世の中にはあるはず】という思いから、南米まで来てしまった(笑)中国でも良かったのに

 

そして、その後25年の歳月が過ぎ、どうなったか

格差や貧困の現実を目の当たりにして、考えが変わったか?

答えは、半分はイエスで半分はノーだ

 

確かに物質より大切なものはある

でも、巷で言われる【お金がなくても家族や友人さえいれば】は完全にNGだと、未だに発展途上国にいる私は断言できる

 

ここ南米は、日本に比べてお金がない人が多い(日本じゃ考えられないレベルの大金持ちもいるけど!)

そして、ラテン文化なので、家族や友人の絆はかなり強い

では、国民は幸せか?と現地在住の他国人・第三者の目から冷静に考えると、そうとはいえない

 

よく日本のドキュメンタリーなどで、外国の人の貧しい暮らしぶりを見せたあとに【暮らしは貧しいが、家族がいて幸せ】などの結論を無理やり出しているけれど

先進国の人間が美談に思うのは、現実を知らない証拠だ

 

はだしでその辺を駆け回る子供の笑顔や、家族10人が一部屋で一緒に暮らし、雑談しながら食事を共にする光景は確かに美しいが

実際は、生活の基盤がたたないことや余裕のなさが、教養・文化・モラルの欠陥に結びつき、金銭トラブルや犯罪、その他諸々の悲劇につながることが圧倒的に多い

 

それでは、やはりお金が一番なのか?

いや、やはりお金だけでもNGだ

 

私は大昔、まだ独身で恋人すらいなかった独り身の頃、仕事の都合でラスベガスに行けたことがある

そこでハッキリと【自分だけが贅沢できる虚】を自覚したことを覚えている

あの強烈なむなしさは、忘れがたい

 

今、家族や友人と、昔行った旅行時のビデオを見ながら【面白かったね~】と一緒に振り替えることが出来る幸せ

例えそれが近場の安宿だったとしても、幸福ランキングのNo.5に入るぐらいの幸せ

これは、あのラスベガスでの教訓の結果だ

 

上記は私の例だけれど

誰しもが、このバランスが取れずに葛藤したことがあるのでは?

 

  • 仕事は上手く言ってるけど、家族との時間がとれない
  • 独身貴族で何でも買えるし自由だけれど、虚しい
  • 幸せな結婚をして専業主婦になったものの、自分が何者でもないのが虚しい

 

どうすればいいの!?

 

人間が幸福を感じる仕組みを理論的に理解し、科学的根拠に基づいて満たしていくことだ

 

人間が感じる幸福度は、脳において分泌される物質から決まる↓

 

1.セロトニン: 心と体の健康(Beの幸福)

2.オキシトシン: つながりや愛(Beの幸福)

3.ドーパミン: お金や成功(Doの幸福)

 

Beの幸福とは、そこにあることで幸せを感じるもの

Doの幸せとは、何かすることで感じる幸せ

 

幸福度が長期間にわたって減ることがないのは、セロトニンオキシトシン

なので、まずは1と2を死守し、その上で、3に励む

これが絶対的方法だ

 

ドーパミン的幸福に特化した幸せは危ない

なぜなら、ドーパミンは高揚感が出るけれど、直ぐに劣化し

次回は「もっと欲しい」と、刺激中毒になるからだ

 

酒、タバコ、ギャンブル、異性、スマホなどの【快楽】は、言うまでもなくこのドーパミン

これらを幸せでないことの埋め合わせにしてはいけない理由も、これで明白だ

 

上記に情報は、この動画からいただいた↓

とてもわかりやすく完璧に解説されているので、ぜひ見ていただきたい

www.youtube.com

 

私はこの歳になるまで、この3つを何となくしか理解してこなかった

 

今ならわかる

 

食べるものに気を付け、運動をし、時に自然に癒され(セロトニン

家族や友人を疎かにせず、ふれあいを楽しみ(オキシトシン

その上で、自己実現に励む傍ら、快楽はなるべく避ける(ドーパミン

 

この順番でいけば、【なんか虚しい】や【生き方間違えた】はないはず

生活の基盤なしに美は考えられないので

土台をしっかりさせるのは、大人の女の必須項目ともいえる

 

 

 

【オリジナリティ】がある人、の意味 

知人が、ブログを書こうか迷っているらしい

好きで長年やっている、東京の穴場の喫茶店について

彼女は言う【でも、カフェ紹介ならもう色んな人がやってるしな...敢えて自分がやらなくても】

 

DJを目指している知り合いが、会社員をしている

仕事がつまらないと、毎日嘆いている

いっそのこと、音楽関係の何かを仕事にすれば?という私に、一言

【自分レベルなら腐るほどいる。敢えて自分がやらなくても】

 

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javier dumontによるPixabayからの画像

 

 

敢えて自分がやらなくても、か

 

 

 

完全オリジナルなど、この世には存在しない

誰かの真似か、誰かが既にやったものを組み合わせるか、誰かと同じことをし続けるうちに自分のクセが出て、それが第三者から見た時に【違い】になるか、だ

 

 

 

オリジナリティというと、特殊な環境下や才能を持って生まれた人や

若い頃からそれ一辺倒でやってきた芸能人やアスリート

もしくは、突然のひらめきなどのイメージがあるけれど、そうではない

 

 

実際は、地味な活動の延長から出るもの

あなたが本心から進みたいジャンルが既にレッドオーシャン(競争の激しい市場)だったとしても、構わない

 

 

【あなたがやる】からこそ、意味がある

 

 

これだけ多様性が生まれた現代、歌手になりたい人が、今から新しいジャンルを開拓するというのは確かに困難だけど

同じような歌を歌ったとしても、観客の中に【あなたが歌うから良い】と感じる人が必ずいるだろう

 

件のカフェの彼女は、洗練されたセンスの持ち主だ

写真が趣味で、彼女がセレクトした雑貨系のブログを既に運営している

その彼女が紹介する東京の密かな喫茶店ブログ...どれだけオシャレになるんだろう

 

絶対見たい

 

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Free-PhotosによるPixabayからの画像

 

音楽の彼も、博識で、数か国語を操り、何を聞いても「君はWikipediaかい?」と思うほど頭の良い人

そして、自分で気づいていないようだけど、美声の持ち主

確かに、巷にはそういう人はいるかもしれないけれど、これら全ての特徴を集めてみたら、どうだろう?

 

彼がポッドキャスト番組を担当したら、凄いことになりそうだ

多くの人がファンになるだろう

 

 

気付いていないのは、彼だけだ

 

【苦しまない】方法を選ぶ(楽する、ではない)

ダイエット、勉強、スポーツ、仕事など

何か結果を得ようと思ったら、努力は必要だけど

さすがにこの令和時代、根性論だけを支持する人は少ないだろう

 

歯を食いしばり、辛さに耐えて、愚直に継続するだけが正解ではない(そういうプロセスが必要な時期もある、としても)

物事を成功させるには、いくつかやり方があるが

 

 

苦しまない方法を選んでもいいのだ

 

 

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Gerd AltmannによるPixabayからの画像

 

苦しまない、というと、特に私たち日本人はどうしても根が真面目だし

学校や親からさんざん【嫌な事から逃げるな】【続ければいつかは克服できる】と言われ続けて育ったので

なんか悪いことをしているような気になり、後ろめたいのではないだろうか

 

だとしたら、ここで新しい概念に塗り替えていただきたい

 

【苦しまない】は、決して【楽をする】ではない

悪い事どころか、頭を使う、思慮深く大人な行為

 

【同じ結果を得るのに、苦しまないでできるもっと効果的な方法はないだろうか?】と考え、見いだし、自分をそちらへ誘導するやり方なのだ

 

【やり方】というぐらいだから、万人に有効だ

生まれつきの能力ではない

誰でも、いつからでも、知ることで変われる

 

私はこれを、特に、もう若くない世代(同世代♡)にお伝えしたい

なぜなら、中年以降は【体力・時間・気力】が圧倒的に減少するから

私たちには、がむしゃらにムリができる余裕は既にない

 

例えば、ブログ

私は以前は、仕事、家事などが全て終わった夜にやっていた

でも、結局執筆できるのは深夜になり、まさに【苦しみながら】でしかできなかった

 

そして、筋トレ

雰囲気でダイエットするタイプなので(笑)ジムに行くのが好きだったけれど、コロナで自宅トレに変更せざるを得ず...でも、なかなか続けられなかった

 

そして、家族や友人との、人間関係までも

私はキレイ好きのシンプリストなので、家族がモノを散らかすのがストレスだった

彼らを変えようと注意や叱咤を続けるものの、何度も失敗した

 

苦しみ、もがき、でも、正しいことをしているのだから、これで行くしかないと悩み続けたある日、【苦しまない】方法があることを学んだのだ

 

 

1.ブログ

朝、コーヒーを飲む時間に書いてしまう

TVや携帯を観ている時間を、執筆に変えるだけ

 

2.筋トレ

ベッドの横に、アンクルウェイトを置く

横たわった時に装着して、足を上げ下げするだけ

あとは、コーヒーを淹れる時など、ちょっとした時間にスクワットをする

 

3.片づけない家族

片づけないのは、そもそも仕組みが悪いと気づく

部屋のレイアウトを変え、各モノの定位置を決め、放置されているモノが目立つようにした

 

 

これはあくまでも例だけど

多岐にわたるシチュエーションに応用できる

 

 

私は外国に住んでいるけれど、外国人(西洋人)は苦しまないで達成するやり方に長けている

【苦しむ=修行】ではなく、【苦しみ=悪→改善する】という合理的思考が発達しているからだろう

彼らは大概、苦しみながらやるやり方は選ばない

 

でも、日本人は創意工夫にかけては海外も驚くレベルの、優秀な民族であるはず

ただ、意識的に、どこかでブロックがかかっているだけだ

苦しく感じるのは、あなたの考えが甘いのでも、怠け者なのでもない

 

苦しみのなか、もがきながら続けるのは

確かにその精神力は認めるけれど、思考停止になっているだけかもしれない

 

【苦しまない】は【楽ではない】としたけれども

そういう意味では、ムダに苦しまず、どうか楽になって欲しい

人生はいつからでも変わる

 

昭和生まれの私は、時代の背景もあり、精神論・根性論で半生の前半を過ごしたが

【苦しまない】方法を選んでいいのだ、と理解してからは、人生が格段に面白くなってきた

今はいつからでも学んで変わることができる、本当にいい時代なのだ

 

もともと真面目で勤勉、継続が得意な日本人が

【ムダに】苦しまずに、各自が望む結果を得る人生を送ることができたら

国民がもっと幸せに人生を送れるのではないだろうか

 

日本人の【国民幸福度ランキング】を上げたいと思う、今日この頃なのだった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

良い影響を受けるのは、【好きな人】からだけではない

昔、エアロビ教室に行く私を見て、同じジムに加入した同僚

 

彼女は、筋トレ(ウェイト)開始

私は彼女を見て、エアロビから筋トレへ転身

 

1年後

彼女は15kg痩せ、筋トレは私の生きがいに

 

当時25歳の彼女と、私

共通点は全くなく、友人ですらない

 

 

 

でも、お互いから得た影響が、確実に人生を良い方向へ向かわせた

 

 

 

その後、彼女は転職し、フリーランスになった

個人情報のSNSに興味のない私は、具体的な活動内容は知らないし

その後も全く、私生活での付き合いはない

 

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Free-PhotosによるPixabayからの画像

 

それでも時々連絡が入ると、用件のみ【このツール凄いです!】【このサイトがおススメ!】など、超具体的かつ有益な、ITやフィットネス関係の情報をさらっとくれる

 

先日、共通の同僚の送迎会ということで、久しぶりに会うことに

【最近のアップデート、話してよ】という私に、彼女は即答

【もちろんです!全部お話ししますよ~?驚かれますよ♪】

 

ITが得意な彼女は、フィットネスとSNSを駆使して、今やインフルエンサーなのだ

 

友情でも競争でも、馴れ合いでもない

趣味、性格、生き方、価値観...全く違う

歳なんて、20歳も離れている

 

でも、もう若くないけど守りに入るには早すぎる私の、最高のインスピレーションは彼女だし

彼女もまた、体型コンプレックスを払拭してフィットネス界でデビューできたのは私との出会いがきっかけだし、私の地に足の着いた生き方が参考になるという

 

(↑お嬢さん、それは年の功というものです 笑)

 

 

人生は想像をはるかに超えて、複雑かつ良くできている