【たくましく美しく生きる術】Blog by Nina S.

人生、40歳からが本番 ~ パワフル&エレガント

【キャンプ】でも、崩れない美

今日の一歩

モノやシチュエーションを問わない美を目指そう

 

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連休を利用して、家族でキャンプに行ってきた。

 

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私はかつて、キャンプやアウトドアが苦手だった。

 

ジャズがかかる空間、オシャレな大人が行きかう、高級ホテルのレストランやバー...

そういう場所がかつての職場であり、また、私が何よりも好む世界だった。

その対極にあるものがキャンプだと思い、自分とは縁のないものだと思っていた。

 

キャンプでは、入浴もままならない。

お肌の手入れやらお化粧やらには、快適なバスルームが不可欠なのに、それがない。

 

虫もいるし、ヒールを脱いでスニーカーでいなきゃいけないし、オシャレとは程遠い。

キャンプとは、いつも綺麗でいたい女性が行くところではない、と思っていた。

 

 

キャンプは余り好きではないという事実は、実は今でも変わらない。

ただ、180度変わったものがある。

私の、見方・在り方だ。

 

 

私の旦那は、堅実で、無駄な出費は一切したくないタイプの人間だ。

たまの休みに出かけるとしたら、高いホテルの宿泊代を払うより、経済的に、かつ非日常を楽しみたい、と常に言う。

 

また、キャンプを張ったり、自然の中でバーベキューをしたりする為の、膨大な準備や後片付けのもろもろを、面倒くさがるということをしない。

 

何もかも全部彼がやってくれるので、じゃあそれならいいか、と、

かくして、彼と一緒になってからは、常にという訳ではないけれど

キャンプやアウトドアにちょくちょく出るようになった。

 

日本のバブル期の恩恵にあずかり、(当時の日本の平均的な)贅沢を楽しんできた20代の私。

周りもそうだったし、雑誌の特集でもそうだし、という感じで、ブランド物の基礎化粧品やらなにやら、お手入れ用品を使用するのがその当時の日課だった。

 

逆に、それがないと、外行きの自分が作れないので、大変だった。

 

ゆえに、キャンプで1泊するだけでも、シャンプー、リンス、トリートメント、洗顔ジェル、石鹸、乳液、クリーム、保湿クリーム、目元クリーム......などなど、スーツケース1つほどの大袈裟な身の回り品を持って行き、当時は彼氏だった旦那にあきられたものだ。

 

それが、筋トレをするようになり、小手先テクではないオシャレや本質をついたキレイを追求していく中で、「キレイであるとはどういうことか」に対する自分の概念が出来上がるにつれて、持ち物や考え方が変わっていったのだ。

 

筋トレをすると、まず服や装飾品より、体そのものがなによりの見世物(かざり)となる。

だから、オシャレな服やら靴やらアクセがいらなくなる。

 

また、健康志向になるので、食生活が変わり、肌の調子が良くなる。

そうすると、下手にお化粧でごまかさなくても、マスカラ1つでも塗れば、生き生きした印象になる。そうなると、クリームやらなんやらも、必要なくなる。

 

つまり、モノに頼らなくてもOKな自分になれるのだ。

 

 

キャンプではお化粧はないので、

基本的に、夜寝る前の洗顔は無用だ。

 

日中日焼け止めをたっぷり塗ったので、シャワーを浴びる、というときも

シャンプー&リンス、石鹸、ニベアの青缶だけで済む。

いつの間にか、石鹸で顔を洗っても大丈夫な肌になったからだ。

 

昔は、「敏感肌」だと信じて疑わず

高いブランド物の洗顔フォームを使用していた。

ニベアの青缶は、髪にも顔にも体にも、リップにも使用する。

 

 

それでも、20代の頃より断然今の肌のほうが調子がいい。

 

無駄な肉がなく、筋肉があり、健康的な肌

体にフィットした上質なシャツとジーンズ、粋なスニーカーと

カッコいいトレーナー

 

これだけで、というか、これさえあれば、

クリームを5つ塗らなくても、お化粧しなくても、

ごてごてした飾りがなくても、とてもスタイリッシュにキレイになれる。

 

これに気づいてからというもの、

キャンプというものへの私の印象は、全く違うものになった。

 

日々の都会の生活の中で、化粧品やら装飾品やらの数がいつの間にか増えていく中

時々キャンプに出て、粗食(?)とシンプルライフで、心も体も余分なものをそぎ落とすようにするのが、最近は結構楽しみになってきている。