【たくましく美しく生きる術】Blog by Nina S.

人生、40歳からが本番 ~ パワフル&エレガント

【スゴイ!】と言われて、嬉しいこと

今日の一歩

あなたが他人に一番褒められて嬉しいことは、何?

 

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10代の終わりに始めたバイトから、外資系企業に勤める現在まで

専門内・専門外を問わず、様々な職に関わってきた

その合間に、結婚・出産・子育ても経験した(現在も進行中)

 

ゆえに、その時その時で、私の役割は変わってきた

ある時は、ホテルスタッフ

ある時は、企業での営業ウーマン

ある時は、母親...

 

そこで思ったのは、全てにおいて完璧を目指すのは、やはり無理があるということ

何かを成し遂げようとしたら、やはり努力や勉強や時間など、投資するエネルギーや時間がある

なので、自分の優先順位をしっかりと見極め、どこに本気を出すかを決めなくては

(その他は、周りに迷惑をかけない程度にこなせればok!としてしまう)

 

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S. Hermann & F. RichterによるPixabayからの画像

 

でないと、時間の経つスピードが若い頃より速いアラフォー時代、無駄な努力であっとういう間に人生を消耗してしまう

 

まだ経験値が足りなく、やってみなければわからない10代や20代とは違い

40代以降の自分の「本音」というのは、今までの人生で培った実績に基づいた、貴重なデータだと思う

 

だから、自分の優先順位が何かわからない場合は、「あなたは素晴らしい○○だ!」と他人様に褒めていただいたときに、心から嬉しいか嬉しくないかで判断しよう

 

例えば

 

私は主婦業・母親業は責任を持ってこなしたいと思っているけど、料理を含め、家でのあれこれをしながら人生の幸せを感じるタイプではない

お任せできれば、ベビーシッターでも家事代行でも雇ってしまいたいというのが本音

 

なので、「あなたはほんとに家庭的で素敵な主婦ですね」と言われても、響かない

(言われたことないけど 笑)

ということは、ここに全力を尽くして人生を終えてはいけないということだ

(あくまでも、私の場合ね)

 

また、あるメーカーに勤務していた時のこと

私の専門からは全くかけ離れた業種で、入社時には専門知識が全くなかった

2~3年経って、それなりに仕事もスムーズになった頃、目上のエンジニアの方にこう言われた

 

「Ninaさんも、だんだん仕事が板についてきたねえ。

このまま頑張ってもっと勉強していけば、一流の○○(その職種)になれるよ」

 

その方にしてみれば、自分が言われて一番嬉しい言葉を言って下さったのだろう

その思いやりは嬉しいし、感謝

 

でも、私は瞬時に思った

「え?○○の専門家?... 興味ない...嬉しくない...

このまま苦労を続けて勉強しても、得るものってそれ?」

 

愕然とした

 

その時、ハッキリ悟った

「ああ、この仕事を続けていてはいけない」

 

その時の違和感が忘れがたく

結局数か月経ってから、私はそのメーカーを退職した

 

私が褒めていただいて究極に嬉しいのは、「いい女」と言われること(容姿うんぬんのみならず、在り方が)と、人生の悩みを少しでも和らげるきっかけを誰かに与えることができたとき

 

その職場では併設された工場に入ることも多く、安全服にヘルメット、安全靴が制服だった

オシャレどころか、女を極力見せずに、効果効率を極めて商品を大量生産するのが良しとされる環境

 

当時の写真を見て驚くのが、体重はそれほど変わらなかったにも関わらず、お腹周りや背中にハッキリとムダ肉がついた、どっしりとした中年シルエットであったこと

見せ場やオシャレの必要性が皆無の環境では、女は醜くなるということがわかった

 

例え私の興味の対象が美や健康だからといって、例えばジムのトレーナーやカウンセラーに転職せねばなどと、直結的かつ盲目的に考えてはいない

間接的にでもそれを感じられる環境、努力がそういう称賛に繋がる環境に自分を置ければそれでよしと思う

 

例えば、今の会社も美などに関連する所ではないけれど、とりあえず職場はオシャレな都会のガラス張りのオフィスで、魅力的な装いや在り方はそれなりに歓迎される

 

どう辿り着くかは、人それぞれ、千差万別

 

子供時代、なりたいものは率直になりたいと思えたし、こういう環境に身を置きたいと想像することはワクワクしたし、可能だと疑わなかった

十分に大きくなった今は(笑)思うだけでなく、実際に挑戦することができる

単純な事実だけど、日常のあれこれにかまけていると、忘れること

 

いつまでも先送りにせず、今すぐそれに向かおうと思う

私の人生、当事者意識を持たねば、憧れるだけで終わってしまう