【たくましく美しく生きる術】Blog by Nina S.

人生、40歳からが本番 ~ パワフル&エレガント

【イタい中年女】と【成熟したオトナの女】の違い

もう若くない女のオンナ磨きは、難しい

 

女であれば、誰もがそれなりに美容に気を使い、美しくありたいと思っているだろうに

それがなぜか道を反れて【イタい中年女】化してしまう不思議

そうならない女と、どこが違うのだろうか?

 

目線を変えて、【イタい中年女】と呼ばれるのはどんな状況か、考えてみる

 

もう若くない女性には不似合いな、派手で下品な着こなしや、自分勝手な言動が悪目立ちするときだろうか?

エゴや若さや昔に執着している様子が、頭に浮かぶ

盛大に勘違いをしていたり、必死感が漂う中年女

 

なるほど

その女の年齢に対し、中身やそれに伴う雰囲気が成熟されていないとき

世間には、そのアンバランスさが【イタさ】となって映るのだろう

 

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UX TroubletraceによるPixabayからの画像

 

ならば思うのだけれど

決して40を超えてからミニスカートを履いたり、高いヒールで闊歩することが【イタさ】に繋がるのではない

 

なぜなら、40はおろか、50、60歳になっても

そのような【イタくなりがちなアイテム】が似合う人は確かに存在するからだ

逆に、20歳でもイタい人はいる(中年ではないとしても)

 

なので、ファッション雑誌が取り上げるような

【おばさんに見えない着こなし】や

【イタくならないメイクテク】などに踊らされてはいけない

 

なぜなら、【イタい】は、そんな万人に共通なものではなく

結局は、その人その人なりの、【年齢】と【中身】のバランスだからだ

ここでいう年齢とは、生きてきた重さ

 

生きてきた年数の分だけ、経験や知識が増えているはずなので

何も学ばずに楽しくおかしくフワフワと生きた人は、年齢だけいたずらに増えている

 

年齢の重みと、装いを含めたその人の在り様が一致しない

それが傍から見たら【滑稽=イタい】なのだ

 

年齢と言うと、【日本人は何かにつけて年齢ばかり!海外では年齢は気にしない】という人がいるが

ところがどっこい、外国でも、私が知る限り、世間は女の年齢にうるさい

(当方、海外在住歴約25年)

 

メディアの芸能記事やニュースでも「女優のxx氏(48)が...」など、日本のようにちゃーんと名前と共に年齢が添えられているので、どうかご安心を(笑)

 

違うところは、「女は若さが一番」とは表向きには言わないことだろうか

フェミニズム意識が浸透していることと、小女児愛を重大な犯罪と見る土壌なので

若い美ばかりに注目したり、下手に称賛することはできないからだ

 

「かわいい」が、美にはつながらない

(ただし西洋文化に限る。中東やアジアはまた事情が違います)

 

 

話しが飛んだので元に戻るが

年齢=成熟度外見の整い度の総計が、もう若くない女の美のスコア

 

この公式で、イタくなる中年女というのは

年齢の比率が目立って大きい女、または、外見の劣化を放置したのに、そうではないと現実を直視できない女だ

 

ということで、イタくならないためには

まずは外見のお手入れは必須項目

これは、 良い習慣と現代技術(美容師や化粧品ね)を駆使すれば、難しいものではない

 

そして、成熟度

年齢相応のグレードの【成熟度】を自身に加えなくてはいけない

 

まずは、もう若くはない、でも、それでいいと理屈でいいから思う

感情が伴わなくても、それでいい

自覚するのとしないのとでは、雲泥の差が出る

 

そして

経験、体験、知識、品、癒し、温かさ、包容力、謙虚さ、許す寛大さ、敢えて割り切れる賢さ、落ち着き、相手に恥をかかせない思いやり、分別をわきまえる

 こういったものを大切にしよう

 

同時に、今までの人生でつけてしまった余計なものを、少しずつ振り落とすのだ。

先入観、あきらめ、卑屈、嫉妬、無力、ネガティブ、度を超えた自尊心、など

 

 

そう考えると、なんだか難しそうで、疲れてしまうだろうか

そんな優等生のような、聖母のような存在になれないと、躊躇するだろうか

でも、成熟とは、実はそんなに堅苦しいものではない

 

ぜひ読んでいただきたいブログがある

 

成熟とは、一皮むけるというか、若い頃の混乱を抜けた若くない女であれば

気づけば誰もがそれなりに既に得ているものだ

そんなことに気づくだろう

 

ameblo.jp

 

このブログの秋子さんは、ミニマリストなのだけれど

モノの断捨離や、白ばかりの素敵インテリアについて語る人ではない

 

自分なりの優先順位を明確にして、余計なものは全て排除

排除というより、本質を見極め、それに集中する生き方をされている

 

物質のみならず、日々の暮らしや精神面において

 

かといって、見栄や焦りや混沌とした思いなど、そういう感情をダメとせず

【これでいい】と慈しみ、逆に楽しまれている

 

その秋子さんが、大人の美容について、こう語られている。

(以下、秋子さんのブログより抜粋↓)

 

夫の顔が若返って

大学生の頃になってほしくない

 

このまま

「生活して働いている」

という感じでいてほしい

 

大人の美容は

ピカピカにシワがなく

若返ることじゃなくて

 

大切に包みこむ

それだけがいいです

 

これを読んで、なんだかホッとしないだろうか?

この安堵が、大人の女にしか出せない成熟の本質だ

なぜなら、経験値が少ない若者には絶対に到達できない域だから

 

そして、このくだり

【オトナの美容は、ピカピカにしわがなく若返ることじゃない】

こちらも深い

 

美容整形でいくらしわを伸ばし、ピカピカに肌をみがいたところで

全ての中年が美しく見えるわけではないことはご存知だろう

 

しわが出たとして、落ち込むのでも取り除こうと必死になるのでもない

でも、お手入れはする

この、静かな淡々とした在り方も、不思議と成熟に繋がるのだ

 

20代には、20代の成熟度があり、40代には、40代の成熟度がある

20と40だったら、そりゃ40の方がグレードが上で

だから、若さに勝る美しさというのが、世の中にはありえるわけだ

 

女の人生、40も過ぎれば、それなりのストーリーになっているはず

どうか全てをなかったものにしないでほしい

若さにすがりつくことはしないでほしい

 

なぜなら、それは20歳に戻りたいというに繋がり

実年齢との差が、イタさとなって現れるからだ

第一、あなたの中の成熟を捨ててしまうのは勿体なさすぎる

 

 

成熟を活かそう

 

 

あ、でも、成熟だけではNGであることもお忘れなく

外見を疎かにしては、いくら中身が成熟していても、中年女は【おばさん】の域を越えられない

 

世の中の多くの中年女性というのは、実際はイタい人は少なくて

「感じのいいおばさん」が圧倒的に多いのだから

 

私は同胞の若くない日本人女性に、ぜひとも美しく輝いて欲しいのだ

 

日本はこれから超高齢化社会に突入する

中年の女というのは、もはや社会の大多数を占める存在になるだろう

かわいい若いだけの女の子が中心であった傾向も、変わるざるを得ない

 

イタい中年女や感じのいいおばさんではなく、成熟したオトナの女で日本を一杯にしたい