【失恋】の癒し方
知り合いの女性(30代)が、失恋した
今日は、失恋の癒し方について書こうと思う
始めに断わっておくが、癒し方に【これが正解】というのはない
失恋なんて超・個人的なことに、正解も不正解もない
あくまでも、私という個人が半生で学習し、自ら体験してきたなかで、【これが一番効果的】と思えるものだ
世の中には失恋の癒し法など溢れているけれど
オプションがやたらあったりして迷う方は、まずはこれを試していただきたい
自分に合わないようなら、他の方法を一つずつ試せばいいだけ
さて、件の失恋した女性
相手は、元・同僚だ
元、というのは、コロナ不況が原因で、自己退職したから
同世代で、同じプロジェクトを担当するうちに好きになったという
カッコよく、仕事ができるし、彼も彼女のことはまんざらでもない雰囲気
彼女はいたらしいけど最近別れて、フリーという情報も得た
退職時はショックだけど、彼は元々他にやりたいことがあったらしいし
遠慮がちにではあるけれど、趣味の話をLINEで少しすることもあった
あわよくば、これから関係が発展するかも?と、淡い期待を抱いていた矢先だった
ストーリーの前書きが長くなってしまったけど
失恋は、つい先日
ショッピング街を歩いていた時
ふと視界に入ってきた、数メートル先の信号を渡ろうとしていたカップルが、彼と、知らない女性だったのだ
ドラマや漫画のような、ありえないタイミング
このご時世にも関わらず、ピッタリと寄り添い
彼女の肩に、彼の腕...そして、暖かいまなざし
二人が恋仲というのは、明白だった
お互い若いし、結婚しているわけではないし
乱暴な言い方をすれば、好きな人に恋人がいようと、これから幾らでもチャンスはあるかもしれない
でも、【あ、これで終わりだ】と、瞬時に彼女は悟ったらしい
彼を諦める、というよりも、新しい人生が否応なしに始まる、という感覚
始め彼女は、失恋状態の定番...ショックで何も手に付かなかったという
そして、少しずつ我に返るうち、失恋ソングやウェブ上の情報を漁り始めた
で、涙し、さらに落ち込む
失恋ソングの歌詞は、状況が解りすぎて辛すぎて、自分の心に刺さる
自分が惨めで可哀そうで、なんで自分だけこんな不幸なんだろう?と、どんどん落ち込んでいったらしい
もう30代だけど、このまま実りのある恋愛には縁がなく、結婚もせず、歳を取っていくのだろうか?
そう考えると、たかが失恋なのに、何だか人生が終わったように感じられた
ネットで同じような状況の30代女性について検索しても
どこかで聞いたような慰めフレーズばかりで、効果はない
失意のままyoutubeのおススメをダラダラ観ていたら、なぜかこれが出てきたという
↓
サンバ調の、とことん明るい曲
今の自分の気持ちと正反対なはずなのに、一気に観入ってしまう
野宮真貴さん、まだいたんだ...
っていうか、全く変わってない
スタイルいいし、キレイだし、バリバリ現役
ダンディーな横山さんとのデュエットが、大人の魅力満載
お二人とも、調べたらもう60超えているらしい!
自分の倍のお歳ではないか
気付いたら、キラキラ前向きな雰囲気に、一気に癒され
【自分もやらねば】という気持ちになったという
60過ぎても、こんなに女らしく素敵な人がいる
失恋した時は、どっぷり失恋ソングや映画などにハマってもいい
でも、それだと、確実に日常生活に支障が出てしまう
体に良くないし、美貌には最悪
下手したら、恋どころか仕事まで失うかもしれない
そんな非生産的なことに時間を費やせるほど、あなたはヒマではないはずだ
悲劇ヒロインを演じるのもいいけど、同時に、生活費を稼いだり、家事をしたり、勉強したりと、日常の自分も続けていかなくては、生きてはいけない
ひたすら悲しみ落ち込むよりも
そんなものは超越している人に感化されよう
これが、私が提案する失恋の癒し方No.1 だ
誰に感化されるか、それはあなたにしかわからないけれど
あなたが好きな分野を検索していけば、誰かが出てくるだろう
その道のトップを行く人は、やはり輝くパワーがある
その日、彼女は私にLINEで失恋の報告を手短に1分程度で済ませると(笑)
野宮真貴さんについて熱く語ってくれた
私も大いに感化され、それが先日のブログ記事になったのだ
そこには、ジメジメと暗い失恋の雰囲気はなかった
そして、更に彼女は続けた
【気が付いたんです。世の中には、男性は35億いるんだって】
↓
うん、あと5千万人ね!(笑)
今回は【失恋】としたけれど、別になんだっていい
暗い気持ちになったときは、ぜひ覚えていただきたい
自己分析や自己憐憫より、既にそこを超えた先人に感化されるほうが癒しは早いことを