【苦しまない】方法を選ぶ(楽する、ではない)
ダイエット、勉強、スポーツ、仕事など
何か結果を得ようと思ったら、努力は必要だけど
さすがにこの令和時代、根性論だけを支持する人は少ないだろう
歯を食いしばり、辛さに耐えて、愚直に継続するだけが正解ではない(そういうプロセスが必要な時期もある、としても)
物事を成功させるには、いくつかやり方があるが
苦しまない方法を選んでもいいのだ
Gerd AltmannによるPixabayからの画像
苦しまない、というと、特に私たち日本人はどうしても根が真面目だし
学校や親からさんざん【嫌な事から逃げるな】【続ければいつかは克服できる】と言われ続けて育ったので
なんか悪いことをしているような気になり、後ろめたいのではないだろうか
だとしたら、ここで新しい概念に塗り替えていただきたい
【苦しまない】は、決して【楽をする】ではない
悪い事どころか、頭を使う、思慮深く大人な行為
【同じ結果を得るのに、苦しまないでできるもっと効果的な方法はないだろうか?】と考え、見いだし、自分をそちらへ誘導するやり方なのだ
【やり方】というぐらいだから、万人に有効だ
生まれつきの能力ではない
誰でも、いつからでも、知ることで変われる
私はこれを、特に、もう若くない世代(同世代♡)にお伝えしたい
なぜなら、中年以降は【体力・時間・気力】が圧倒的に減少するから
私たちには、がむしゃらにムリができる余裕は既にない
例えば、ブログ
私は以前は、仕事、家事などが全て終わった夜にやっていた
でも、結局執筆できるのは深夜になり、まさに【苦しみながら】でしかできなかった
そして、筋トレ
雰囲気でダイエットするタイプなので(笑)ジムに行くのが好きだったけれど、コロナで自宅トレに変更せざるを得ず...でも、なかなか続けられなかった
そして、家族や友人との、人間関係までも
私はキレイ好きのシンプリストなので、家族がモノを散らかすのがストレスだった
彼らを変えようと注意や叱咤を続けるものの、何度も失敗した
苦しみ、もがき、でも、正しいことをしているのだから、これで行くしかないと悩み続けたある日、【苦しまない】方法があることを学んだのだ
↓
1.ブログ
朝、コーヒーを飲む時間に書いてしまう
TVや携帯を観ている時間を、執筆に変えるだけ
2.筋トレ
ベッドの横に、アンクルウェイトを置く
横たわった時に装着して、足を上げ下げするだけ
あとは、コーヒーを淹れる時など、ちょっとした時間にスクワットをする
3.片づけない家族
片づけないのは、そもそも仕組みが悪いと気づく
部屋のレイアウトを変え、各モノの定位置を決め、放置されているモノが目立つようにした
これはあくまでも例だけど
多岐にわたるシチュエーションに応用できる
私は外国に住んでいるけれど、外国人(西洋人)は苦しまないで達成するやり方に長けている
【苦しむ=修行】ではなく、【苦しみ=悪→改善する】という合理的思考が発達しているからだろう
彼らは大概、苦しみながらやるやり方は選ばない
でも、日本人は創意工夫にかけては海外も驚くレベルの、優秀な民族であるはず
ただ、意識的に、どこかでブロックがかかっているだけだ
苦しく感じるのは、あなたの考えが甘いのでも、怠け者なのでもない
苦しみのなか、もがきながら続けるのは
確かにその精神力は認めるけれど、思考停止になっているだけかもしれない
【苦しまない】は【楽ではない】としたけれども
そういう意味では、ムダに苦しまず、どうか楽になって欲しい
人生はいつからでも変わる
昭和生まれの私は、時代の背景もあり、精神論・根性論で半生の前半を過ごしたが
【苦しまない】方法を選んでいいのだ、と理解してからは、人生が格段に面白くなってきた
今はいつからでも学んで変わることができる、本当にいい時代なのだ
もともと真面目で勤勉、継続が得意な日本人が
【ムダに】苦しまずに、各自が望む結果を得る人生を送ることができたら
国民がもっと幸せに人生を送れるのではないだろうか
日本人の【国民幸福度ランキング】を上げたいと思う、今日この頃なのだった