完璧な不機嫌より、ご機嫌なそこそこOK
ママがフルタイム勤務をすると、とにかく時間が足りない。
お手伝いさんがいるとか、実母と同居とかの羨ましい人達を除いて…
私は結構キレイ好きなので、
家が散らかってたり汚れてたりすると、掃除をせずにはいられない。
料理も、子供に栄養のあるものを食べさせようと思うと、
バランスのとれた2、3品を毎回作ることになる。
小学生の息子は毎日泥だらけになって帰ってくるから、洗濯をしないといけないし。
ベランダの植木も、水をあげないと枯れちゃう。
その他にも、買い物や支払いや手続きや…
「やることリスト」の項目は、エンドレスに続く。
数年前、これらの「ノルマ」をこなすのに精一杯で余裕がなくて、
いつもイライラしている自分がいた。
家のことや家族の世話で、結構な気力と体力を取られるので
その後出勤しても、昔のように、仕事に思いっきりハマることが出来ない。
逆に、仕事を終えて家に帰るとクタクタで、
一人で静かに過ごしたくて、
旦那や子供がうっとおしいと思う自分がいた。
自分も周りも、どんよりとしていたと思う。
誰もかれもが報われなかった。
でも、アラフォーになったある日、ふと力が抜けた。
転職して(給料は減ったけど)働き方がゆるくなり、下の子が小学校に入り、
少し時間が出来たことがキッカケかもしれないけれど、
勝手に自分に「忙しいし、優先度が低いから、ダメだ」と制していたことを、
許すようになったのだ。
それらは、こんなこと。
- ジム通い
- 高額でない、ちょっとした自分用の買い物(ジム用のシャツとか、ピアスとか)
- ネット小説
- 誕生日等を迎えた友達と、ランチやお茶
- ママ友と、家飲み会
- ブログ執筆
- ネイル
かなーり、ささやかでしょ?
でも、こういうことが出来なくなるほど、
自分で自分を追いつめてしまっていたんだよね。
別に誰に言われたわけでもないのに、
くっそ真面目に…(笑)
死ぬ間際になって、
「仕事も家事もちゃんとやったけど、いつもイライラで被害者意識でいたなあ」
と思いたいのか、
それとも、
「仕事はそこそこ、家事も最小限だけど、とにかく毎日を大事に、楽しく生きたなあ」
と思いたいのか…
勿論、料理が好きな人、家事を生きがいにしている人、色々いると思うし、
どこが「譲れない」か、どれを「そこそこ」にするか、は人それぞれ。
その辺は自分で良く考えたうえで、
不機嫌やイライラを無くそうよ。
そんな大事に捉えなくても、
案外周りは、貴方にそんなに厳しくないし、
毎日家事を完璧にして欲しいなんて、期待していないと思う。
旦那さんや家族は、貴方のささやかな楽しみを悪く思わないと思う。
そんなことより、「機嫌が良くてキレイ」な
妻や母や同僚や近所の人、になるほうが、周りは絶対喜ぶよ。
完璧な不機嫌より、ご機嫌なそこそこOK...
お勧めです。