【オリジナリティ】がある人、の意味
知人が、ブログを書こうか迷っているらしい
好きで長年やっている、東京の穴場の喫茶店について
彼女は言う【でも、カフェ紹介ならもう色んな人がやってるしな...敢えて自分がやらなくても】
DJを目指している知り合いが、会社員をしている
仕事がつまらないと、毎日嘆いている
いっそのこと、音楽関係の何かを仕事にすれば?という私に、一言
【自分レベルなら腐るほどいる。敢えて自分がやらなくても】
javier dumontによるPixabayからの画像
敢えて自分がやらなくても、か
完全オリジナルなど、この世には存在しない
誰かの真似か、誰かが既にやったものを組み合わせるか、誰かと同じことをし続けるうちに自分のクセが出て、それが第三者から見た時に【違い】になるか、だ
オリジナリティというと、特殊な環境下や才能を持って生まれた人や
若い頃からそれ一辺倒でやってきた芸能人やアスリート
もしくは、突然のひらめきなどのイメージがあるけれど、そうではない
実際は、地味な活動の延長から出るもの
あなたが本心から進みたいジャンルが既にレッドオーシャン(競争の激しい市場)だったとしても、構わない
【あなたがやる】からこそ、意味がある
これだけ多様性が生まれた現代、歌手になりたい人が、今から新しいジャンルを開拓するというのは確かに困難だけど
同じような歌を歌ったとしても、観客の中に【あなたが歌うから良い】と感じる人が必ずいるだろう
件のカフェの彼女は、洗練されたセンスの持ち主だ
写真が趣味で、彼女がセレクトした雑貨系のブログを既に運営している
その彼女が紹介する東京の密かな喫茶店ブログ...どれだけオシャレになるんだろう
絶対見たい
Free-PhotosによるPixabayからの画像
音楽の彼も、博識で、数か国語を操り、何を聞いても「君はWikipediaかい?」と思うほど頭の良い人
そして、自分で気づいていないようだけど、美声の持ち主
確かに、巷にはそういう人はいるかもしれないけれど、これら全ての特徴を集めてみたら、どうだろう?
彼がポッドキャスト番組を担当したら、凄いことになりそうだ
多くの人がファンになるだろう
気付いていないのは、彼だけだ